この記事の内容
- 乗り物酔いの原因
- 酔いの防止方法
- 万が一酔ってしまった時の対処法
原因と対処方が知りたい…
車などの乗り物で出かけた時、酔ってしまうということがあります。
僕自身、車酔いや電車酔いをよくしてしまいます。
車に関しては30分ほどの距離であっても酔ってしまう場合があります。
自分で運転するのは全く問題ないのですが、人の運転となると高確率で酔います…
今回の記事では、乗り物酔いしない方法について、僕の実践していることをふまえて解説します。
こんな人におすすめ
- 乗り物酔いしやすい人
- 対処法が知りたい人
- 万が一酔ってしまった時の対処法を知りたい人
さっそく解説します。
目次
乗り物酔いの原因とは?
旅行や買い物などで車酔いしてしまうと、せっかくのお出かけが苦痛になってしまいます。
まずは、乗り物酔いしてしまう人の特徴について解説します。
車内の環境や精神状態でも車酔いしやすくなることもあるので、原因をしっかり理解していきましょう!
揺れによって三半規管が刺激される
乗り物酔いの原因として、「乗り物の揺れ」が大きく関係しています。
乗り物の加速や原則が不規則に行われることで、三半規管が刺激されることが原因です。
体の平衡感覚は内耳のある三半規管によって調整されています。
実際に目で見る視覚的な情報と、平衡感覚を司る三半規管にズレが生じた時、あなたの限界を超えてしまい体が対応しきれなくなってしまいます。
自律神経がバランスを崩してしまうことで、車酔いの症状が現れます。
睡眠不足・体調不良
乗り物酔いの原因の1つとして、睡眠不足・体調不調があげられます。
睡眠不足・体調不良、疲労困憊といった状態は自律神経が乱れやすい原因になるので、車酔いしやすくなってしまいます。
不快に感じるにおい
乗り物酔いは、「におい」が原因になることがあります。
例えば排気ガスのにおいやガソリンのにおいで気分が悪くなってしまうことがあります。
また、車内の芳香剤なども酔いの原因になります。
この「におい」を不快に感じてしまう場合、自律神経へのストレスとなって酔いがひどくなってしまいます。
乗り物酔いを防ぐ方法(乗車前)
ここまで原因を解説してきましたが、あなたが気になるのは酔わない方法かと思います。
酔いはできるだけ避けたいものなので、まずは乗り物酔いする前からできる対策を僕の経験を元に解説します。
乗り物の動きがわかる位置や揺れが少ない座席に座る
運転手で車酔いする人は少ないです。
僕自身、車の助手席や後部座席ではすぐに酔ってしまいます。
でも自分で運転するとなると、5時間でも10時間でも運転することができます。
それはなぜかと言うと、視覚情報と三半規管が一致しているからなのです。
助手席に座って次の動きが予測できる場合は、絶対ではありませんが乗り物酔しにくい傾向にあります。
電車であれば進行方向に向いて座ったり、バスであれば前方を確認しやすい席に座ることで酔いのリスクを減らすことができます。
また、運転手になったつもりで体を動かすことも対策の1つです。
例えば右に曲がる時に体を少し右に傾けると、酔いにくくなる効果が期待できます。
そして、揺れの少ない座席に座ることも大切です。
車体の長い車の場合は、後部座席は揺れが大きくなります。
前方の座席に座ることで少しでも酔いにくくすることができます。
僕自身、すぐに酔ってしまうので基本的には助手席に乗るようにしています。
締め付ける服を着用しない
乗り物に乗る時はベルトやネクタイは緩めておくことをオススメします。
それは、「リラックス」できることが乗り物酔いの対策方法にもなるからです。
狭い車内での上着や防止なども体の締め付けに該当してしまうので、脱ぐとより酔い対策となります。
においのきつい物を持ち込まない
においや乗り物内の温度によっても酔いを引き起こすことがあります。
時々、窓を開けて換気や風にあたることで乗り物酔いには効果があります。
においがきついものをどうしても持ち込む場合は、常に窓を開けてにおいを外に逃がすようにしましょう。
車内の芳香剤のにおいがキツい時は少しだけでも窓を開けておくだけでも効果があります。
僕は芳香剤のにおいが苦手なので、人の車に乗る時は少し窓を開けています。
少し開けておくだけでも効果ありです。
体調を整えておく
乗り物酔いの原因に「睡眠不足」「体調不良」も原因の1つと解説しました。
旅行前は楽しみでなかなか寝付けないこともあろうかと思いますが、体調を整えておくことで酔いを防ぐことができます。
僕は体調が悪い時や寝不足時はすぐに気分が悪くなってしまいます。
旅行など、乗車時間が長くなる時は睡眠を十分にとることができている時は酔いにくい傾向にあるので、やはり睡眠は重要ではないかと思います。
また、乗り物に乗る前は軽食を取っておきましょう。
空腹や満腹の状態は酔いやすいので、ほどほどの食事というのが大切です。
事前に酔い止めを飲む
遠出の旅行などで車酔いが心配…という人は、事前に酔い止めを飲んでおくのも1つの手段です。
車酔いは心理的要素もあります。
ここで大事なのが「思い込みを捨てる」といことです。
車に乗る前から「絶対酔うやん…」「酔ったらどうしよう…」と思ってしまうと、より酔いやすくなってしまいます。
「薬を飲んだから大丈夫!」と自己暗示のような効果を発揮する時もあります。
病気は気からです。
「そう、思ったら、そう」なってしまいます…
マイナス思考をやめて、旅行や買い物を楽しもう!というポジティブ思考に切り替えましょう!
小さなお子さんであったり、薬の副作用が気になるという人は服用しにくいかと思いますが、何をやってみても酔ってしまう場合は酔い止め薬に頼ってみるのも手です。
車内でいっそのこと寝てしまう(最終手段)
旅行や買い物などは目的地に行くまでの道中も楽しいものなのですが、酔ってしまっては目的地に着いてからも楽しむことができません。
また、酔ってしまったから寝ようと目をつぶってしまうと、ちょっとした横揺れやブレーキなどで更に気持ち悪くなってしまいます。
あまり取りたくない手段ではありますが、酔う前にいっそのこと寝てしまうというのも手段の1つです。
寝ている間に目的地に到着すれば酔う暇もないので、最終手段としては有効です。
ただ、楽しみが減ってしまうのであまりオススメはできない方法なので、あくまでも最終手段として取っておきましょう。
乗車中に酔ってしまった時の対処法
事前に対策をしていても乗り物酔いしてしまうこともあります。
ここからは酔ってしまった時の対処方法を解説します。
車から降りる
可能であれば車から降りてみましょう。
外の空気を吸ってリラックス、気分転換が必須です。
症状がまだ軽くて動けるようであれば軽く散歩してみてください。
外の景色をを見ながら散歩することで、気が紛れて症状も回復傾向になります。
散歩ではなく、軽い運動やストレッチも有効です。
深呼吸しながらゆっくりとストレッチしてみましょう。
乗り物に乗っているだけで筋肉が硬直して疲れやすくなります。
ゆっくりとほぐしてあげることでリラックスできて気分もスッキリとします。
動けないほど症状が悪化してしまった場合は無理に動かないようにしましょう。
僕自身は酔いかけた段階で一度外に出て深呼吸を繰り返します。
動いた方が楽なので、深呼吸をしながら少し歩いていると症状は少しずつ楽になっていきます。
窓を開けて遠くの景色を見る
外に出て休みたいと思っていても車から降りることができない場合もあります。
そんな時は、窓を開けて遠くの景色を見るようにしましょう。
窓を開けることで、外の空気を取り入れることができます。
また、近くの景色を見ていると高速で景色が入れ替わっていきます。
それを見てしまうと余計に酔いが酷くなるので、あまり景色が変わらない遠くを見ることで酔いの進行を抑えることができます。
1点を集中して見るのではなく、全体をボ~ッと見るようにするとリラックスできます。
視野が狭いと酔いやすくなってしまうので、遠くを見て視野を広くしてみてください。
窓を開けるということは簡単にできる対象方法なので、酔いの症状が出る前からでも実施するということを心掛けてみましょう。
ラクな姿勢をとる
靴を脱いだりベルトを外すなどして、締め付けている部分をラクにしてみてください。
シートを倒して横になってあなたがラクに感じる体勢になるようにしましょう。
リラックスすることで、酔いが治ることもあります。
先ほども解説しましたが、酔いには心理的な要素もあるので、あなた自身に負担をかけないようにしてみましょう。
まとめ
乗り物酔いの対処方法について解説しました。
せっかくの旅行やお出かけで乗り物酔いしてしまうと楽しみが半減してしまいます。
ポイント
・酔いの原因は、「揺れによる三半規管の刺激」「不快なにおい」「睡眠不足・体調不良」など
・事前対策は座席の位置やにおい物を持ち込まない。可能であれば酔い止めを!
・酔ってしまったら車から降りて新鮮な空気を吸う、楽な姿勢を取る。
・最終手段は酔ってしまう前に寝る!
酔いを完全になくすことは難しいですが、今回解説したことを実践することで症状を改善することができます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
乗り物酔いを防ぐヒントになれば幸いです。