この記事の内容
- 暑い時期のサイクリングの注意点
- 必要なアイテムを紹介
- 簡単に出来る暑さ対策
暑い時期のサイクリングでは、他のスポーツや日常生活同様に熱中症や脱水症状に注意する必要があります。
動けなくなってしまうだけでなく、命にかかわることも珍しくありませんよね。
だからといって暑い時期はサイクリングをしないというのも、やはりもったいないです。
結論として、しっかりと暑さ対策をすることで暑い事故でもサイクリングを楽しむことができます!
今回の記事では、熱中症・脱水症状にならないための注意点と暑さ対策について解説します。
暑い時期のサイクリングの手助けになれば幸いです。
こんな人におすすめ
- スポーツバイクを始めたばかりの人
- 熱中症・脱水症状対策が知りたい人
- 暑さ対策に悩んでいる人
熱中症・脱水症状について
自転車で走っていると風を受けていることもあって、大量の汗をかいていても気づかないことがあります。
ママチャリなどでも走っている時は汗がでないのに、信号などで停まった瞬間に汗がダラダラ流れてきたことがあるという経験ありませんか?
特に自転車で走っている時は、知らず知らずのうちに体内の水分が少なくなっているのです。
熱中症・脱水症状対策の基本はご存知の通り、「水分補給」です。
ここで重要なのは、【喉が渇く前に水分を補給する】ということです!
人間の体は喉がかわいたと感じた時にはすでに多くの水分が失われています。
やばい…と思って急いで水分補給を行ったとしても、必要な部位に水分が行き届くまでに時間がかかります。
そのため、事前に水分補給が必要になります。
スポーツバイクを始めたばかりの人は走ることに夢中になってしまい、水分補給を忘れがちです。
10分に1回、もしくは5分に1回を目安に水分補給を行いましょう。
お腹もたぷんたぷんになってまうやん…
1回の水分補給で大量に摂取する必要はありません!
喉が潤う程度で問題なしです。
しかし、ここで注意したいのが「水だけでは不十分」だといことです。
汗をかくことで、水分と同時に体内の「ミネラル」も排出されてしまいます。
塩分をはじめとする、「ミネラル」も一緒に摂取することが重要となります。
効率よく水分補給する場合は、スポーツドリンクが最適です。
しかし、口の中がすぐに渇いたり甘味のあるドリンクは苦手という人もいるかと思います。
僕自身、甘みのあるドリンクはすぐに喉がかわいてしまうので苦手です。
スポーツドリンクを薄めると美味しくなくて飲みたくないと思ってしまいます。
そんな時には、塩麦茶や塩分・クエン酸のタブレットがオススメです。
水分補給のほかにクールダウンさせることも大切です。
日光を浴び続けると、体は相当な熱を持ってしまいます。
こまめに日陰で休憩をとって、クールダウンさせましょう。
暑い時期は水分補給用のボトルと体にかける用のボトルを準備しておくことで、走りながら体を冷やすことができます。
僕の場合はボトル2本とも水を入れ、補給食等を携帯するようにしています。
暑さ対策
ここまで、熱中症・脱水症状について解説しました。
この2つを防止するためには水分補給が大切とお伝えしてきましたが、暑さ対策をすることでより快適にサイクリングを楽しむことができます。
暑さ対策を4つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
とにかく体を冷やす
暑い時期はただでさえ暑いうえに、サイクリングすることで更に体温は上昇していきます。
体温が上昇することで、熱中症・脱水症状のリスクが高まります。
水分補給の他に、とにかく体を冷やすということが重要です。
ボトルを2本用意し、1本は水を準備しましょう。
補給食をしっかりと準備しているならば、2本とも水でもOKです。
服がびちゃびちゃにならない?
メモ
✔頭
✔首筋
✔背中
✔太もも
✔腕
水を体にかけることで強制的に冷却されるだけでなく、走行中は常に風が当たっていることで気化熱による冷却効果も見込めます。
服が濡れたとして、暑い時期なので、自然と乾いてくれます。
ただし、ボトルの残量には注意しましょう。
空になってしまう前に補充しましょう。
サイクルウェアを着用する
サイクルジャージは素材がメッシュで通気性もよく、吸汗速乾性に優れています。
吸汗速乾性の高いアンダーウェアを着用することで、より快適性が増します。
サイクルジャージには背中にポケットがあるので、リュックなどを背負う必要がなくなります。
リュックを背負うことで、背中の風通しが悪くなり余計に暑くなります。
サイクルウェアを着用するとしないでは、快適さが全然違います!
サイクルウェアを着用するメリットについては、別記事で詳しく解説しています。
あわせて確認してみてください。
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いきなりピッチピチなサイクリングウェアはちょっと…という人には、カジュアルなデザインも扱っている「カペルミュール」がオススメです。
日焼け対策をする
日焼けは肌にダメージを与えるだけでなく、筋肉疲労の原因にもなります。
日焼け対策アイテム
✔日焼け止め
✔アームカバー
✔レッグカバー
✔アイウェア
日焼け止めを塗るのが面倒だ…という人は、アームカバーやレッグカバーを使用しましょう。
濡らして走ることで、冷却効果を得ることができます。
また、アイウェアは必ず着用しましょう。
目の日焼けは紫外線が網膜にダメージを与え、白内障の原因になります。
特に夏場は、小さな虫が目に入ったりするのを防止することもできます。
まとめ
熱中症・脱水症状について解説しました。
自転車で走っている時は知らず知らずのうちに汗をかき、水分が失われています。
今回紹介した対策やアイテムを使用することで、より快適にサイクリングを楽しむことができます。
また、熱中症・脱水症状の他にハンガーノックにも注意が必要です。
ハンガーノックについては、別記事で詳しく解説しています。
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まとめ
✔熱中症・脱水症状対策の基本は水分補給
✔5-10分に1回水分補給(喉が潤う程度)
✔補給食の携帯も忘れずに!
✔サイクルウェア着用でより快適に!
最後までご覧いただきありがとうございました。
暑いからといって、夏場をシーズンオフにしてしまうのはもったいないことです。
対策方法を知ることで、安全安心で楽しいサイクリングを楽しみましょう。