ロードバイク【プロショップって入りにくい…について解説】

あなたはロードバイクやクロスバイクを購入した際どこで購入しましたか?また、購入を考えている場合であればどこで買おうと考えていますか?

サイクルベースアサヒなどの自転車屋もしくはロードバイクを専門として扱っている「プロショップ」で購入するかとは思いますが、

柴初心太
プロショップってなんだか入りづらい雰囲気がある…

という話をよく耳にします。

私は、クロスバイクを購入した時はスポーツデポで購入しました。近場にプロショップがあるということを知らなかったということもありますが、上記のようにプロショップって入りにくいと感じていました。

ロードバイクを購入した時は安い買い物ではなかったので、思いきってプロショップで購入しました。

あなたは自転車を買う時、どのような視点でお店を選びますか?

品揃えや価格、在庫量、スタッフの人柄や知識・技術力と様々な要素があります。特にアフターサービスに関するスタッフの人柄・知識・技術は特に重要な要素です。

この記事では、プロショップはなぜ入りにくいと思ってしまうのか?について解説します。また、良い店の見分け方のヒントについても解説していきます。

これからクロスバイクやロードバイクの購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

こんな方におすすめ

  • クロスバイク・ロードバイクの購入を考えている人
  • プロショップに行くのをためらっている人
  • プロショップに入りにくい原因が知りたい人
  • 良いショップの見分け方を知りたい人

さっそく解説していきます!

柴コロ太
柴コロ太

なぜ入店しづらいのか?

今となってはプロショップになんの抵抗もなく行くことができますが、初めて行くまでに感じたことや聞いた話を元に「なぜ入りにくいと感じるのか」をピックアップしてみました。

・入りにくい雰囲気、オーラが出ている

・常連さんが話込んでいて、一見さんに冷たい印象

・予算以上の高額な車体ばかり並んでいて気が引ける

・それほど高くないロードバイクを買うつもりなので、ダメ出しされないか不安

・店主が怖く見える

・店内が薄暗い

・店員に活気がない(いらっしゃいませもなく無言など)

・ある作業を依頼したところ、断られた

・他のプロショップで嫌な体験をしたので、それ以来近寄りにくい

様々な意見が挙げられます。

柴初心太
やっぱりプロショップは入りにくいの?

実は接客が苦手なのでは?

自転車屋というのは接客業なのはもちろんですが、その反面技術屋でもあります。

自転車屋は自転車を売ってお終いというわけではなく、メンテナンスなどを行う技術屋さんです。

私の偏見かもしれませんが、どういう分野であっても技術屋さんというのは愛想がない人が多い印象があります。

一見ぶっきらぼうに見える態度でも、実はそういうつもりがないという場合もあるのかなと思っています。

私が行っているショップでも最初は少し不愛想なのですが、〇〇を購入を考えていると伝えると目を輝かせてあれこれ説明してくれます。

ただし、お客さんの予算を無視して勧めてくるプロショップには要注意です。

あなたが予算15万円でロードバイクを買いたいと思い店員に【予算15万円】と伝えたとしましょう。にもかかわらず、【15万円のはスペックが低いから、最低でも25万円出さないとダメだ】などと言って高い車体ばかりを勧めてくるというショップも存在するようです。

当然ですが、25万円のロードバイクは15万円のロードバイクよりもスペックは上です。

しかし、15万円のロードバイクであっても十分楽しめるわけです。15万円だからと否定するのはおかしな話なのです。特に初めてロードバイクを購入する人にとってはエントリーモデルと言われる15万円前後のロードバイクでも高価な買い物です。

私が購入したお店では予算前後のロードバイク+少し予算超えの車体を紹介してくれました。スペックの違いなども詳しく説明してくれましたし、予算の車体を否定したりといったこともありませんでした。知識も豊富でロードバイクが好きなんだなぁ~と伝わってきました。

ホイールを購入した時は上手いことのせられて予算の倍以上の物を購入してしまいましたが、時間をかけて丁寧に説明してくれました。最終的に自分で納得して購入したものなので、後悔はありません。

高い商品を勧めるにしても、言い方ひとつで印象は大きく変わるわけです。

プロショップ メリット

柴初心太
プロショップで自転車を買うメリットってなに?

プロショップで購入するメリット・デメリットを解説します。

柴コロ太
柴コロ太

サポートやアフターフォローが手厚い

プロショップで購入する最大のメリットは、豊富なスキルを持つ店員による手厚いサポートやショップ独自のアフターフォローです。店主が元プロレーサーで知識と技術がすごいショップも多く存在します。

ロードバイクの乗り方から最適なポジション出し、オススメのパーツ・小物類まで溢れ出る自転車の知識でアドバイスしてくれます。整備もしっかり行った状態で走り出すことが可能です。

パンク修理の方法などを教えてくれたりするショップもあるのもプロショップを活用する魅力の1つです。

私が購入したショップでは車体の点検などは無料で行ってくれるので、ロングライド前に点検してもらうようにしています。

また、Cannondale(キャノンデール)やTREK(トレック)などの実店舗でなければ購入できないブランドもあります。

走行会などのイベントで仲間ができる

プロショップでは日曜日に走行会などのイベントを行っているショップが多いです。本格的な走行会からゆったりと走り美味しいものを食べに行くというイベントまで様々です。1人でスポーツ自転車を始めようと思っている人は、仲間を作りやすいです。プロショップで購入している人は本格派の人が多いので、走行会に参加することで様々なアドバイスを受けることができ、上達の近道にもなります。

年代が違えど同じ趣味・共通の話題を持つ人同士なので盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができます。

バイクトラブルを素早く解決!

自分で解決できないトラブルを放置することは、楽しいはずのサイクリングが不快になるだけでなく自分自身に危険を及ぼす場合もあります。

そんな時はプロのメカニックに相談することで、適切な修理・調整で解決することができます。

複数個所にトラブルを抱えている場合などは、確かな技術と経験を持つプロショップで相談することをオススメします。必ずあなたの助け船になるはずです。

パーツ交換時のアドバイスが受けられる

あなたがロードバイクのアップグレードを考える時に、パーツのことを知り尽くしたプロショップに相談することで親身になってアドバイスしてくれます。

初めての頃は

柴初心太
このパーツを変えたら何か変化があるの?

とわからないことだらけです。

ロードバイクの部品は安いものでもそこそこのお値段がするので、せっかく部品をアップグレードしても効果が感じられなかったら意味ないですよね?

ちょっとした相談に足を運んでみるだけでも、得るものがあるはずです。

プロショップ デメリット

ここまでプロショップで購入することのメリットについて解説しました。

ここからは、ロードバイクをプロショップで買う際の不安な点や懸念点について解説します。

柴コロ太
柴コロ太

敷居が高い(と感じてしまう)

ロードバイクを初めて購入したいと思った初心者にとって、独特の雰囲気を醸し出すプロショップはハードルが高いです。

店内には高級ロードバイクが並んでいて、周りを見渡せば上級者っぽい人が多数来店している。初歩的な質問がしにくい雰囲気があるお店も多くあります。

そのお店の常連の内輪が強すぎることでコミュニティに入りにくいなんてこともあるようです。

これについては比較的にお客さんの少ない時間帯を狙って来店することで敷居を少し下げることができるかと思います。私が初めてプロショップに行った時は平日の朝の人がいない時間帯でした。

店員の質や対応の差が激しい

自転車店に限ったことではありませんが、ネット通販に比べて大きなアドバンテージになるはずのサービスが店員によって大きく異なる場合があります。

もちろん相性の問題もあるかと思います。しかし、整備スキルが低かったり知識不足な上に雑な接客をしたりする店で何十万もするロードバイクを買いたいとは思いませんよね?

プロショップではこういったことは割と少ないですが、大型自転車ショップでは購入意思があるので適当な接客をされているお客さんを何度も見てきました。

私が初めてクロスバイクを購入しようとした時に大型ショップに行ったのですが、接客が雑だったのですぐに購入するお店を変えました。

残念ながらそういったお店も少なからず存在していますので、自分に合わないなと感じたらそのお店で購入するのは控えましょう。

取り扱いブランドが限られている場合がある

仕入れ可能な自転車ブランドが決まっているショップがほとんどです。

お店に置けるスペースから在庫が限られてしまうので、自分にぴったりのカラー・サイズがないということが多いです。

プロショップが近くに1店舗しかないというような場合は選択肢が限られてしまう可能性もあります。

もちろん取り寄せをしてくれるお店もありますが、納車までに時間がかかってしまいます。

試乗できないor車体が限定されている

お店に並んでいる全ての自転車を試乗できるという所はおそらくありません。

高額で傷つきやすいロードバイクの特性上、売り物に試乗することは基本的には不可なのです。

お店によっては数台の試乗車を用意してくれていますが、自分が欲しいと考えているロードバイクである可能性は低いです。

大幅な値引きには期待ができない

ショップは仕入れから在庫に掛かる費用までが自転車の価格に上乗せされています。SALE時期や在庫処分の時期になると多少の値引きはありますが、年中大幅な値引きをすることはありません。

詳細なデータを確認しづらい

インターネットであればどこにどのパーツが使われていて重量が何gでと情報を得ることができます。しかし、実店舗では最低限の仕様しか値札に書かれていません。そのため、その場で比較することが少し難しいと感じてしまいがちです。

特にホイールは初心者が見ても良いのか悪いのか判断ができないので店員さんの知識頼みになりがちです。しかし、店が混んでいたり店員の接客が悪いと情報を正確に得るできない場合もあります。自分でしっかりリサーチできる人は事前に下調べをしてから来店することで他の部品と比較することができます。

アップグレードを考えている人はまずは自分でリサーチしてみるのも1つの手段です。

引っ越した時に行きつけのショップがなくなる

あなたが地元でお気に入りのショップを発見し、自転車を購入してロードバイクデビューしました。

しかし、進学や転勤で引っ越すことになってしまった場合は新しい土地で新しい自転車屋を見つけなければなりません。

そうなると、以前まで通っていたお店の特典を受けられなくなってしまいます。近くにショップがないという場合もあります。

良いショップの見分け方

柴初心太
初めてのロードバイクはプロショップが良いというのはわかりました!

でも、悪質なショップだったらどうしよう…

メリットは理解できたけどやっぱりプロショップに行くのには勇気がいる。行った店が悪い店だったらどうしようと考えてしまうものです。

ネットやカタログで選ぼうと思ってしまいがちですが、カタログと実物では印象が大きく異なります。私自身、カタログでロードバイクを見た印象と実際の車体を見た印象は全く違いました。

初心者だからこそ親身になってアドバイスしてくれる店員さんも大勢いますので、ぜひともプロショップに足を運んでもらいたいと考えています。

 

ここからは、ショップ選びのコツについて解説します。

柴コロ太
柴コロ太

ロードバイクをこれから始めたいと考えている人の参考になればと思います。

ショップの下調べ

いきなりショップに行くのではなく、まずはどのブランドのロードバイクを扱っているのか?試乗の有無や車種があるのかをネットや電話で確認しておきましょう。

そして、あなたが住んでいる地域にあるプロショップをピックアップしそれぞれのホームページやブログでどんなお店なのかをリサーチします。

私の場合は、近場に1店舗しかありませんでした。SNSでのレビューや職場の人に聞いたところオススメされたのでその店に来店しました。

店内の様子を観察

実際にお店に行った時に以下の点を確認することで、良いお店かどうか見分けることができます。

・工具が整理整頓されている。⇒仕事道具を丁寧に扱うお店は仕事も丁寧である場合が多い。

・試乗車が用意されている⇒乗り心地を試せるよう気遣いができている

・スタッフさんが自転車好き⇒知識や技術をすすんで覚えるため、サービスの質が高い

一度購入前にお店に伺ってみてこういった点にも注力してみてください。

ちょっとした小技

たいていの自転車屋さんには店先に空気入れを用意しています。

クロスバイクなどに乗っていて来店した場合、空気の入れ方がわからないフリをしてみます。(店員さんを騙すみたいので少し申し訳ないのですが・・・)

この時に、気前よく空気を代わりに入れてくれるお店は良い店である可能性が高いです。

気持ち良い接客をしてくれるお店は、修理に来る人も多く数多くのメンテナンスをこなしています。そのため、必然的にスタッフの技術・知識も上がっていきます。いくら理論を学んでいても、実践で場数をこなさないと技術は上がりません。やはり繁盛しているお店を選ぶにが正解です。

まとめ

ロードバイクのプロショップについて解説しました。

私の経験からも、初めてロードバイクを購入する人にとって最初のハードルはプロショップに入店することだと思います。

ロードバイクはエントリーモデルであっても数十万円する高価なものなので、大型量販店などではなくプロショップで購入することをオススメします。

まとめ
  • プロショップはサポートやアフターが手厚い
  • トラブルをすぐ解決してくれる
  • 来店前にまずはお店の評判などをリサーチ!
  • 店内の様子や繁盛度合いをチェック!

最後までご覧いただきありがとうございました。

プロショップって入りにくいと怯んでしまっている人の手助けになれば幸いです。

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