この記事の内容
- ロードバイクとは?
- ロードバイクの選び方
- 選ぶ時の注意点
- ロードバイクを始める時に必要なアイテムを紹介
でも、何を買えばいいの…?
あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
周りにロードバイクに乗っている人がいない場合などは、購入して乗り始めるまでのハードルが高いと感じてしまいがちです。
でも安心してください!
この記事では、ロードバイクに乗り始めるまでに何をすればいいのか?
何に気をつけてロードバイクを選べばいいのか?を解説していきます。
こんな人におすすめ
- ロードバイクの購入を考えている人
- ロードバイクに興味がある人
- 何を買えばいいか悩んでいる人
さっそく解説します。
目次
ロードバイクとは?
ロードバイクとは、塗装路を高速で走るためだけに作られた自転車です。
元々はレース用として作られた自転車なので、高速で長時間走行できるように工夫されています。
ロードバイクの特徴
・地面との摩擦を減らしてスピードを出すための細いタイヤ
・空気抵抗を減らし、前傾姿勢を取りやすい形状のハンドル(ドロップハンドル)
・加速しやすいように軽い素材を使用したフレーム(アルミやカーボン)
速く走るということに特化した自転車ということです。
ロードバイクの選び方
ここからはロードバイクの選び方について解説します!
ロードバイクを選ぶ時に重要なポイントは次の3つです!
ポイント
・あなたの体に合うロードバイクを選ぶ
・予算に沿ったロードバイクを選ぶ
・フレームやコンポーネントから選ぶ
それぞれ解説していきます。
あなたの体に合うロードバイクを選ぶ
ロードバイクを選ぶ時にもっとも重要なことは、自分のサイズに合ったものを選ぶということです。
フレームのサイズが合わない自転車を乗り続けてしまうと、無理な姿勢でロードバイクに乗ることになります。
その結果、怪我のリスクが高くなります。
自分にあったサイズを選ぶ方法は
・実際に試乗する
・適応身長を目安に選ぶ
という2つの方法があります。
試乗するには自転車屋に行く必要があるので、専門店には行きにくいと感じてしまうかもしれません。
ロードバイクのショップって入りにくいの?ということについては別記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
-
ロードバイク【プロショップって入りにくい…について解説】
ロードバイクのプロショップは入りにくいと感じたことありませんか?
プロショップならではのメリット、良い店の見分け方を解説!続きを見る
ショップに行く手間をかけたくないという人は、適応身長を目安にして選ぶという方法があります。
ショップに行く場合でも適応身長を確認してフレームを選ぶことと、初めてのロードバイクとなると
と、不安になると思います。
僕個人の意見としては、ショップで専門の人にしっかりとサイズを測ってもらうことをオススメします。
予算に沿ったロードバイクを選ぶ
予算をしっかりと決めて、どの価格帯のロードバイクを買うかを考えておきましょう。
予算は大きく3つに分類することができます。
予算5万円以下
5万円以下で買えるなんてお得!と考えがちですが、この価格帯は「ルック車」と呼ばれています。
ルック車は言い換えると「なんちゃってロードバイク」です。
走行性能はママチャリ相当の性能しかありません。
サイクリングには不向きで、買い物などの日常的な移動手段や近場への通勤や通学程度で乗る人向けとなっています。
この価格帯は個人的にはオススメしていません。
予算5~10万円
10万円までの予算で考えると、有名メーカーのエントリーモデルと言われるロードバイクに手が届きます。
ロードバイクの世界に足を踏み入れようとしている人や通勤・通学用として使いたい人は、このランクのものを選ぶといいでしょう。
ちょっとしたサイクリングにも適していますが、長い距離を走るとなると少し厳しいところもでてきてしまいます。
予算10万円以上
10万円を超える価格帯ともなれば、サイクリングだけでなく、レースにも出場することも可能なロードバイクを手に入れることができます。
ヒルクライムやロングライドなど、本格的にロードバイクを始めたい・楽しみたいという人にはオススメです。
しかし、価格帯や機体が数多くあるので何を買うか非常に悩みます。
この価格帯は各メーカーの車体を見るだけでも非常に楽しいですが、値段を見て愕然とすることが多々あります。
フレームやコンポーネントから選ぶ
なにそれ??
フレーム、コンポーネントについて解説します。
フレームの素材から選ぶ
フレームとは、ロードバイクのメインとなるパーツです。
前輪・後輪をつなぎ合わせて、乗り手の体を支える役目を担っています。
ロードバイクのフレームに採用されている素材として、「カーボン」「アルミ」「クロモリ」の3種類があります。
各素材のメリット・デメリットとして、
メリット
・カーボン:超軽量
・アルミ:価格が安い
・クロモリ:衝撃に強い
デメリット
・カーボン:衝撃に弱く、値段が高い
・アルミ:振動吸収性が弱い
・クロモリ:重量が重く、錆びやすい
ということがあげられます。
カーボンフレームが素材としては軽くて強度も高いので、最も優秀です。
価格が高く(数十万円)、倒れただけでフレームが破損してしまう可能性があるので初心者にはあまりオススメできません。
アルミやクロモリはカーボンよりも価格が安く、耐久性もあります。
初めてのロードバイクであればアルミorクロモリを選択することが無難です。
個人的オススメは軽量であるアルミフレームです。
あなたの予算や乗り心地の良さなどからフレームの素材を選んでみてください。
コンポーネントから選ぶ
コンポーネントとは、スポーツバイクに装備されているパーツ構成を総称した呼び名のことです。
変速機やブレーキ、クランク、変速レバーなどの総称です。
コンポーネントのメーカーは、
日本の「SHIMANO」(シマノ)
イタリアの「CAMPAGNOLO」(カンパニョーロ)
の2つが有名です。
そして、コンポーネントにはグレードがあります。
今回はSHIMANOを例に紹介します。
SHIMANOのコンポーネントのグレードは7段階用意されています。
コンポーネント一覧
・DURA-ACE(デュラエース)
・ULTEGRA(アルテグラ)
・105(イチマルゴ)
・TIAGRA(ティアグラ)
・SORA(ソラ)
・CLARIS(クラリス)
・TOURNEY(ターニー)
デュラエースが最上位モデル、ターニーが最下位モデルとなります。
グレードが高いほどギア数が多段化し、軽量・耐久性・操作性が良くなります。
操作性向上のメリット
・変速時のチェーンの切り替わりがスムーズになる
・ブレーキの制動力が向上し、スピードの制御が容易
・変速段数が多くなることで、状況に合ったギアを選択できる
ロードバイクの使用用途によってコンポ選びの基準が異なります。
ロードバイクを通勤・通学でしか使わないというのであれば、クラリスやティアグラで十分です。
105以上のグレードに比べて安いながら、初心者にとって十分な性能です。
通勤など以外に趣味としてロングライドもしてみたいという人は105がオススメです。
アルテグラやデュラエースは高価なので、趣味としてのめり込んでいった後に2台目のロードバイク購入時に検討するようにしましょう。
デュラエースはほんとうに高価です…
ロードバイクを選ぶ時の注意点
初めてのロードバイク選びによくある失敗は2つあります。
失敗あるある
・ロードバイクでとクロスバイクを勘違い
・値段に驚き、激安なロードバイクを買ってしまう
それぞれ気をつけたいポイントを解説します。
ロードバイクとクロスバイクを勘違い
ロードバイクは「速く走ることに特化」した自転車ですが、クロスバイクは「どんな用途でも使いやすい」自転車です。
ロードバイクとクロスバイクを見極める方法はとても簡単です。
それは、ハンドルの形状です。
ロードバイクはスピードを出すために前傾姿勢がとれるドロップハンドルを採用しています。
下の画像はロードバイクです。
クロスバイクは上体を起こしたまま走行するため、フラットバーハンドルが採用されています。
下の画像がクロスバイクです。
ハンドルの形状が全く違うことがお分かりいただけると思います。
また、価格も大きく異なります。
ロードバイクは10万円以上が相場なのに対して、クロスバイクが5万円前後の価格が一般的です。
ロードバイクを買う際は間違ってクロスバイクを購入しないようにしましょう。
店で購入する場合は、店員さんに聞くと絶対に間違いないので安心です。
値段に驚き、激安なロードバイクを買ってしまう
先ほども解説しましたが、5万円を下回るロードバイクは「ルック車」と言われるものです。
価格が安い代わりに走行性能を犠牲にしています。
ロードバイクだ~!と思って漕いでも、全然進みません…
僕の知り合いがルック車に乗っていた時に一度乗ったことがあるのですが、あれはもう別物です…
壊れやすいという情報もちらほら聞きます。
そうなると修理が必要となり、無駄な出費がでてしまいます。
趣味としてもロードバイクに乗りたいと考えているのであれば、絶対に購入してはいけません。
5万円以下のロードバイクを買うのであれば、クロスバイクを購入を検討しましょう。
安いからといって値段につられないようにしましょう!
ロードバイクの必需品
僕の考えるロードバイクの必需品は全部で8つです!
必需品8つ!と聞くと荷物多くならない?と思いませんか?
ご安心ください!
1つ1つのアイテムはそんなに大きなものでないので、コンパクトに収納することができます。
必需品については別記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
-
ロードバイク サイクリングの必需品 【8選】
ロードバイクでのサイクリングに必要なアイテムを紹介。
続きを見る
まとめ
ロードバイク購入までの道のり、注意点を解説しました。
何に気をつければいいのか?何を基準に選べばいいのか?が伝わったでしょうか?
あなたにぴったりなロードバイクを見つけて、ぜひロードバイクの世界に足を踏み入れてください。
まとめ
・自分の体に合ったサイズのロードバイクを選ぶ
・激安のルック車にご注意
・クロスバイクと勘違いに注意
最後までご覧いただきありがとうございました。
ロードバイク購入時の参考になれば幸いです。