こんな疑問について解説します。
この記事の内容
- 停車時の立ちゴケの理由と対策
- 徐行時の立ちゴケの理由と対策
ビンディングペダルを使うと、慣れるまでに何度かは転倒を経験すると言われたことありませんか?
ロードバイクは始めたばかりの人は、立ちゴケや転倒してしまうことで車と接触してしまうんじゃないかと不安に思っている人もいるかと思います。
僕自身もビンディングペダルを使う前はそんな考えを持っていました。
この記事の結論
対策を知っていることで立ちゴケや転倒のリスクを限りなく避けることが可能です。
こんな人におすすめ
- 立ちゴケや転倒を経験したことがある人
- ビンディングペダルを検討中の人
- 対策方法を知りたい人
どんな時にこけるのか?
ビンディングペダルを使っていてこける時ってどんな時だと思いますか?
まず走行中に立ちゴケするということはまずありません。
また、クリートを外し忘れていて転倒するというのはビンディングペダルを使い始めたばかりの頃だけです。
これは意識していくことで、転倒を避けることができます。
僕自身、右足を固定している時にポケットに入れていた携帯に電話がかかってきて右に体重を乗せてしまい転倒したことがあります。
「停車している時」と「徐行している時」が圧倒的に多くなります。
停車時の立ちゴケ
あなたが信号待ちで停車している時、どんな姿勢で立っていますか?
基本的に左足は地面についていると思いますが、右足の位置はどこにありますか?
- 14-16時の位置
- 16-18時の位置
この2つのどちらかではないでしょうか?
立ちゴケしやすい
- 16-18時の位置(足の位置が低い)
立ちゴケしにくい
- 14-16時の位置(足の位置が高い)
停車時の右足への重心のかけかたに原因がある
まずは立ちゴケしやすい16-18時の位置ですが、重心が中心に近い状態になっています。
これは少し油断してしまうと、重心が右に移ってしまう場合があります。
そうなると右に倒れ始めてしまい、クリートが外せずにそのまま転倒してしまいます。
では14-16時の位置に右足があると、重心が左寄りになります。
ということは、左足で体を支えることになるので転倒のリスクは低くなります。
つねに左足に体重をかけておけば転倒は防げる
という人もいると思います。
僕自身も停車時の右足は真下にしてしまうことが多いです。
足を真下にした状態でロードバイクを持ち上げたり横にズラそうとするために右に体重をかけてしまうと、あっさりとバランスを崩してしまいます。
経験のある人はよくわかると思いますが、倒れ始めてしまうと元に戻すことはできません。
立ちゴケしないように心がけたい姿勢は次の2パターンがあります。
理想の姿勢
- 右足は14-16時の位置にして、重心を右側へ
- 18時の位置(真下)にする場合、ロードバイク毎左に倒して強制的に重心を左側へ
僕はビンディングペダルに変更して半年後に1度だけ、立ちゴケしたことがあります。
近くで老夫婦が散歩していてめっちゃ変な目で見られた記憶が残っています…
停止時の立ちゴケは軽く擦りむく程度のケガしかしないので、基本的にはビビる必要はありません。
ただし、誰かに見られていた場合は精神的なダメージはそこそこありますのでご注意を…
徐行時の立ちゴケ
徐行時も立ちゴケの危険性が潜んでいます。
普通の速度で走っている時は、基本的には何ら問題ありません。
しかし、徐行している時にUターンをしようとしてハンドルを曲げようとした時にハンドルをきりすぎて倒れるということがあります。
タイヤが曲がりすぎることでハンドルが固定されてしまい、ロードバイクが停まってしまう。
その結果、立ちゴケしてしまうということです。
僕は徐行時は立ちゴケしたことはありませんが、道を間違えてUターンをしようとした時にヒヤリとしたことは何度も経験があります。
車や人気のない場所ってどうしても油断してしまうんですよね。
つい気を抜いてしまいがちですが、無理な運転は避けて方向転換しましょう。
これも先ほどと同様にケガの程度はたいしたことはありません。
精神的なダメージは大きいので、ご注意ください。
まとめ
立ちゴケについて解説しました。
と、迷っている人もいるかと思います。
僕自身もビンディングを使ってみるまでは、転倒したらどうしようとか足が固定されるのって怖くないの?とビビッていました。
使ってみたからこそ言えることですが、そこまで心配する必要はありません。
ビビッていた僕でさえお店で30分程脱着の練習をしただけで、その日の内に50kmほどサイクリングして転倒したりせずに走りきることができました。
足が固定されてしまうというのは怖いと感じるかもしれません。
ですが、足を固定せずに走っていて何かの拍子に滑って足がペダルから脱落し、バランスを崩すほうがよっぽど恐怖です。
そんな経験をしたからこそ、僕はビンディングを使い始めるようになりました。
ビンディングは、サイクリングの質を上げてくれる便利なアイテムです。
楽に速く遠くまで走ることができるアイテムなので、導入を検討している人はぜひ取り入れてほしいと思っています。
まとめ
- 立ちゴケは「停車時」「徐行時」に発生しやすい
- 理想的な右足の位置は「14時-16時」の位置
- 肉体的ダメージは少ないが精神的には大ダメージ!?
最後までご覧いただきありがとうございました。
ビンディングデビュー目に読んでもらえると幸いです。