この記事の内容
- ミニベロ、折り畳み自転車のデメリットとは
- ミニベロ、折り畳み自転車のメリットも紹介
ミニベロや折り畳み自転車の大きな特徴はタイヤが小さいということです。
タイヤの大きさが変わるだけで、自転車の走行性能は全く違うものになってきます。
基本的にはタイヤが大きいほうが走行性能が高く、乗り御心地も良いというのが自転車の特徴です。
そんな中でミニベロや折り畳み自転車には「小径車」だからこそのメリットがありますが、デメリットも潜んでいます。
デメリットを知らずに購入して、乗り始めてから
と、なってしまうのはもったいないし、そんな思いをしてほしくありません。
デメリットを知らずに買ってしまった…という人が少しでも出ないためにも今回の記事ではミニベロや折り畳み自転車のデメリットについて解説していきます。
デメリットを一旦受け入れて、それでも欲しいと思えたならばあなたにはミニベロや折り畳み自転車が最高の相棒になってくれると思います。
カワイイ、カッコイイ見た目に騙されずに、まずはミニベロや折り畳み自転車ってこんな自転車と知るところから始めましょう。
こんな人におすすめ
- ミニベロや折り畳み自転車のデメリットが知りたい人
- これから購入しようと考えている人
ミニベロや折り畳み自転車のメリットについては、別記事で詳しく解説しています。
あわせて見ていただけると嬉しいです。
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参考【セカンドカーにも最適!】ミニベロ・折り畳み自転車のメリットとは
ミニベロ、折り畳み自転車のメリットについて解説!
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目次
ミニベロ、折り畳み自転車のデメリット
乗り心地は良くない
ミニベロはホイールが小さいというのが特徴ですが、足回りが短く硬くなっているので走行中の振動や衝撃を緩和しにくい傾向にあります。
体にかなりダイレクトに衝撃が伝わります。
振動や衝撃が伝わるということは、乗っているだけで疲れやすくなります。
お尻が痛くなったり手の痺れ、腰が痛くなってしまったなんてことも起こりえます。
折り畳みの場合はより乗り御心地が悪い傾向があるので、注意が必要となります。
段差に注意する必要がある
ミニベロを始めとするホイール径の小さい自転車はホイール径の大きな自転車と比べると、乗り越えることが難しい場合があります。
大きな反動を受けてしまったり、タイヤが段差でつまずいて転倒しそうになるということもあります。
ホイール径の大きな自転車であればなんなく通れる段差であってもミニベロや折り畳み自転車ではそうはいかないことが多々あります。
転倒してしまったはケガの原因になってしまったり、後続車や車を巻き込む大きな事故に発展してしまう可能性もあるので普段以上に段差に注意する必要があります。
速く走り続けるのが難しい
ミニベロや折り畳み自転車で速い速度を維持するのはなかなか大変なんです。
体力があればもちろんスピードを維持することが可能です。
しかし、速い速度を維持して走りたいのであればロードバイクやクロスバイクのほうがオススメです。
例えばあなたがミニベロや折り畳み自転車とロードバイクに乗った場合、ロードバイクのほうが圧倒的に高速走行が楽です。
ミニベロや折り畳み自転車で速く走るには体力だけでなく、技術も必要となってきます。
ハンドルがふらついて怖い場面も
ミニベロや折り畳み自転車はタイヤが小さい、フォークが短い、ステムが短いという特徴があります。
この3つの特徴は、ハンドル操作をクイックにするということでもあります。
ということは、ミニベロや折り畳み自転車はハンドル操作の反応が大きくて速いということになります。
小回りがきくというのはメリットではるのですが、過敏に反応してしまうというデメリットも潜んでいます。
また、前輪の直進に対する安定性が低いので、どうしてもフラフラしやすいのです。
凸凹な路面を走った時に左右にふらついてしまったりと、挙動が安定しないなんてことにもなります。
事前に「不安定な乗り物」と認識しておくことが重要になります。
事故などを回避するためにも気が抜けない場合があるので、疲れやすい乗り物と言えるのかもしれません。
スピードの出し過ぎ=危険度アップ
デメリットとして「段差に注意」「ハンドルがふらつく」と紹介しましたが、
と思ったかと思います。
しかしですね…
スピード出てしまうんですよ…
ロードバイクなどと比べると、下り坂などの危険性はミニベロや折り畳み自転車のほうが圧倒的に高いです。
ミニベロや折り畳み自転車は速く走るのではなく、ゆっくり走るための自転車だと思っています。
のんびりと走る分には快適で安全です。
スピードについては意識して乗る必要があるのかなと思います。
と考えている人は、クロスバイクやロードバイクを検討したほうが楽しむことができます。
長距離サイクリングがマジでしんどい…
ミニベロや折り畳み自転車は、街乗りやポタリング(のんびりとしたサイクリング)には最高のお供です。
ゆっくりと短距離走行に向いています。
しかし、ロングライドには不向きです。
もちろん、絶対に走れないというわけではありません。
あえてそういった自転車でロングライドを楽しんでいるという人もいます。
ただし、めちゃくちゃ疲れるということを覚悟しておく必要があります。
過去に折り畳み自転車でロングライドに挑戦したことがありますが、本当に苦痛でした。
と考えている人は、輪行を上手く活用してみてください。
輪行することで、自転車での旅の範囲が一気に広がります。
修理・メンテナンスで困ることがある
ミニベロや折り畳み自転車は、何かしらのトラブルに遭遇した時にすぐには対応してもらえない場合があります。
対応できる部品がお店に置いていなかったり、特別なノウハウが必要なシーンがあります。
タイヤが小さいことで、タイヤやホイール関係の消耗や劣化が早いので、ロードバイクなどの大きなホイールの自転車と比較すると交換やお手入れの頻度がどうしても高くなってしまいます。
ミニベロや折り畳み自転車はメンテナンスの負担が大きな自転車だと言えます。
自分でメンテナンスや部品交換ができるという人は問題ありませんが、そういった知識がない人などは信頼できるお店を見つける必要があります。
しっかりとしたお店で購入して、メンテナンスもお願いするというのが最も無難な選択肢になります。
しかし、走っている時に何かしらの問題が発生した場合でも対処できるように、ある程度の知識や技術は身に付けておきましょう。
粗悪品が多い
あなたは「ミニベロ、折り畳み自転車=安い」という考えを持っていませんか?
と、思った人もいるかもしれません。
ホームセンターや通販で格安の自転車をよく目にしますが、異常なほど安い自転車は粗悪品であることが多いです。
まともな性能や品質を併せ持っているものはなく、事故などで大けがをするということも発生しているようです。
市場に出回っているミニベロや折り畳み自転車は残念ながら粗悪品の占める割合が多いのが現状になっています。
自分で色々と探していても粗悪品を買ってしまうという場合もあります。
周りに自転車仲間がいたり近くにしっかりとしたショップがある場合、1人で決めてしまわずにまずは相談するのが無難です。
間違って粗悪品を買ってしまわないためにも、通販やホームセンターでよくわからない自転車の購入は控えるようにしましょう。
評判の良い専門店であったり、きちっとしたメーカーの自転車を選ぶことで粗悪品を回避することができます。
安さにとらわれがちですが、安すぎるものは要注意です!
まとめ
ミニベロや折り畳み自転車のデメリットについて解説しました。
と、感じたかもしれません。
ここ最近、ミニベロや折り畳み自転車に乗っている人をよく目にしますが、初心者向きではないということが解ったかと思います。
見た目がカッコイイ、カワイイというイメージを持ちやすいミニベロや折り畳み自転車ですが、デメリットが多く見え隠れしています。
このデメリットを知っているか知らないかは大きな違いになってきます。
今回紹介したデメリットを見て、買うのを悩んだという人は一度購入を見送ってみるのも1つの手段です。
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デメリットと別記事で紹介しているメリットを比較して、
と思えた人はぜひ、ミニベロや折り畳み自転車の世界を楽しんでいただければと思います。
まとめ
✔乗り御心地は決して良くない
✔段差に注意(転倒リスク有)
✔速度維持が難しい
✔粗悪品には要注意!
✔カワイイ、カッコイイ見た目に騙されるな!
最後までご覧いただきありがとうございました。
購入する前に、ミニベロや折り畳み自転車のデメリットを知っていただければ幸いです。