柴犬飼いたいな~
柴犬は人気の犬種ランキングで常に上位にランクインする人気の犬種です。
街中で見かけたりYOUTUBEなどで柴犬を見たら癒されますし、実際に飼ってみたいと思います。僕もそんな1人です。
しかし、保健所に持ち込まれる犬種で最も多いのも柴犬なのです…
飼い主の転勤や病気などの理由もあるかと思いますが、飼い始めてみて「こんなはずじゃなかった…」「イメージと違う…」という理由で手放すといったこともあるそうです。なんとも無責任な話であります…が、悲しい現実です。
今回の記事では柴犬を飼う前に知ってほしい7のことを私の体験も交えて解説します。
柴犬全般にわたる傾向について解説しています。柴犬の個体により性格や特徴が異なるので必ずしもそうであるとは限らないので、その点はご留意ください。
こんな方におすすめ
- 柴犬を飼おうか考えている人
- 柴犬を飼い始めた人
- 柴犬ってどんな犬?と気になる人
早速解説していきます。
目次
柴犬を飼い前に知っておきたい10のこと
朝夕2回の散歩は必須!
柴犬はすごく綺麗好きな犬種です。なので、自分のテリトリーでトイレをすることを嫌います。
庭であっても嫌がります。
大雨や台風、雪が積もろうと散歩に連れていく必要があります。大型犬ほどの運動量ではありませんが、朝夕2回30分ずつの散歩は毎日必要となります。
晴れの日であれば散歩も楽しいのですが、大雨の日の散歩は本当に大変でした。「早くトイレを済ませてくれ~」と念じつつ散歩に行っていた記憶があります…
抜け毛の量が半端じゃない!
柴犬には年2回の換毛期があります。
室外犬として飼っているのであればさほど問題ありませんが、室内で飼っている場合は部屋中が毛まみれになってしまうことを覚悟しなければなりません。
また、換毛期は毎日のブラッシングが必須となります。
毎日夕方の散歩後にブラッシングをしていましたが、何度ブラッシングしても毛が抜け続けるのでキリがありませんでした。
僕が飼っていた柴犬はブラッシングが好きだったのか、何の苦労もなくブラッシングさせてくれました。
しかし、ブラッシングを嫌がる子もいるのでその場合は抜け毛に非常に苦労することになることが予想されます。
意外と吠える
柴犬は番犬向きと言われているほど警戒心が強い犬種です。
一度懐いた相手に吠えるということはありませんが、見知らぬ人にはよく吠える傾向にあります。
僕の飼っていた柴犬は音などにはあまり吠えたりしませんでしたが、見知らぬ人や見慣れない車にはよく吠えていました。
車を買い替えて家に帰った時に車から降りるまでめちゃくちゃ吠えられたのは良い思い出です…(笑)
子犬の頃からしっかりと躾をすることで吠える頻度は減るようですが、基本的によく吠えるということを覚えておきましょう。
ツンデレである!
柴犬は洋犬のように飼い主にべったりくっついたり、膝の上に乗ってきたりということを基本的にしません。
飼い主と一定の距離を取ります。
僕はこれをツンデレもしくは柴距離と呼んでいました。
近づいてこないのでしばらく放置していると案外近づいてきてくれる時があります。
「ツンデレ」も含めて可愛いと思えるのであれば良いのですが、いつも側に居てほしいという人にとっては物足りなく寂しく感じるかもしれません。
YOUTUBEなどで柴犬が飼い主にべったりしている動画もありますが、あれは稀にくるデレモードです。常にデレモードではないのでご注意ください。
僕の経験としては、最初はすごいデレモードだったにもかかわらず数分後には小屋に戻って寝ようとする。去ろうとするとまた小屋から飛び出してくるというのを何回も経験しました。このころから「ツンデレ」が大好きになってしまいました…
年を重ねる毎にツンデレ度が増していっていた気がしました。
ちなみにボールを投げてもほとんど取りに行ってくれませんでした。
と言わんばかりにこちらを見つめているだけでした。
服を着たがらない
どの犬種にも言えることかもしれませんが、その中でも特に柴犬は着たがらない犬種ではないかと思っています。
可愛い服を着せたいと考えている人もいるかと思いますが、その場合は洋犬の方が良いかもしれません。
僕が飼っている時に一度服を着せられていたことがあったのですが、あの時の落ち込んだような顔はとても悲しい顔に見えました。
散歩の時間なのに行こうともしないばかりか、動こうともしませんでした。
すぐに服を脱がせましたが、脱いだ途端テンションが上がって走り回っていたのでやはりすごく嫌だったんだなと思いました。
それ以降は一度も服を着せるということはありませんでした。
中には合羽でも嫌がる子もいるので、雨の日の散歩はびしょ濡れとなってしまいます。
個人的にはどの犬種であっても、服を着せるのはなんだか可哀想に見えてしまいます。
水が苦手
柴犬のほとんどが水を怖がる傾向にあるようです。
飼っていた柴犬も水を非常に嫌がりました。
夏場の昼間であればよほど体が暑いのか、あまり嫌がりませんでしたがそれ以外はすごく嫌がりました。
今思えば良い思い出ですが、シャンプーなんかはまさに死闘でした。
無理やり海やプールに入れたり、むやみに水をかけてしまうとさらに怖がってしまうので絶対しないようにしてください。
よく噛む
柴犬はとにかくよく噛みます。
子犬時代の甘噛みやじゃれあい程度の噛みつきであってもしっかりと躾をしていなければ、成犬になってからの本気噛みにつながってしまいます。
この噛み癖に悩んでしまう飼い主が非常に多いそうなので、柴犬を飼う場合は根気強く躾をする必要があります。
おすわりやお手などは数日で覚えますが、本能である噛むということをやめさせるのは数日ではできません。
たとえ遊んでいる時に犬が興奮して思わず噛んでしまった時であっても遊ぶのを中断し、やってはいけないことと教えていくことが非常に大切です。
まとめ
柴犬を飼う前に知ってほしいことについて解説しました。
柴犬は少し気難しい犬種です。
もしあなたが「可愛い洋服を着せて可愛い芸をさせたい」「いつも側に寄ってきてくれて室内でいつも一緒に居たい」と考えているのならば、柴犬を飼うことはオススメできません。思い描いている理想像とはかけ離れています。
どの犬種にも言えることですが、可愛いからといって安易に飼うと犬もあなたも不幸になります。
柴犬はしっかりと世話をし、きちんと躾けることであなたの良きパートナーになってくれると思います。
気難しい犬種ではありますが、それでも僕は柴犬が大好きです。
柴犬を飼おうと考えているのであれば、柴犬の特徴をまずはしっかりと把握しましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
柴犬のことについて少しで知っていただければ幸いです。