この記事の内容
- スラムダンクの名シーン 3選
- スラムダンクの名言 5選
- 漫画だけじゃなくアニメもいい!最終回のその後を描いた○○
連載終了から長年の時を経てついに!スラムダンクが映画化されることになりました。
スラムダンクは井上雄彦原作の漫画で、主人公である桜木花道の成長と挑戦を描いたバスケットボール漫画です。
数あるバスケットボール漫画の中でも特に人気が高く、連載が終了してから20年以上たった今でも多くのファンがいる大人気作品です。
見どころが多いだけでなく、個性的なキャラクター達も人気の一因です。
名言が多く登場していることでも有名です。
という人も多いのではないでしょうか?
映画の内容や公開日とうはまだ発表されていませんが、今回の記事では映画化を記念してスラムダンクの名場面・名言を紹介していきます。
スラムダンクを知っている人からあまり知らない人までに知ってもらいたい内容となっています。
こんな人におすすめ
- スラムダンクの名場面が知りたい人
- スラムダンクの名言を知りたい人
- スラムダンクが大好きな人
一部ネタバレが含まれますので、まだ未読だという人はご注意ください。
バスケットボールの漫画=SLAM DUNK(スラムダンク)
1990年代のジャンプ黄金期を築き上げた漫画、『SLAM DUNK(スラムダンク)』。
知らない人はいないと言っても過言ではないぐらい有名な漫画です。
単行本は当時の最高発行部数を記録し、累計発行部数も1億2000万部以上を記録しています。
人気絶頂当時は、この漫画がきっかけでバスケットボールを始めたという人も多いのではないでしょうか?
僕もスラムダンクがきっかけで中学からバスケットボールを始めました。
「バスケットボールの漫画=スラムダンク」と人々に根付き、いまだこの作品を超える漫画はないとまで言われています。
僕自身、バスケットボール漫画の中ではスラムダンク以上の作品には出会ったことがありません。
1980年代~1990年代生まれの人にとっては青春時代の一部とまでなっている人もいます。
最終回から20年以上たった今でも続編を期待する声があげられています。
また、今年1月2日に放送された「漫画総選挙」では、なんと第3位に選ばれました。
1位:鬼滅の刃
2位:ONE PICE
スラムダンク
連載終了から25年を迎えても人気絶頂の作品に次ぐ3位にランクインしており、熱烈な支持を集めていることがわかります。
スラムダンク好きとしては、とても嬉しい結果になりました。
そして今回映画化が発表されたので、この記事で登場人物や名場面、名言を振り返っていきます。
登場人物
スラムダンクには個性豊かなキャラクターが多く登場します。
湘北高校のメンバーはもちろん、ライバル校にも魅力的な選手が多々描かれえています。
今回は、湘北高校のメンバーを簡単に紹介していきます。
桜木花道
今作品の主人公で赤い髪が特徴。
バスケ初心者だったが、一目惚れした赤木晴子に誘われるがままにバスケ部に入部。
身体能力が高く、リバウンドに関しては天才的と称される。
生意気でお調子者だが優しい一面もある。
赤木剛憲(通称:ゴリ)
湘北バスケ部キャプテン。
「ゴリラダンク」や「ハエたたき」と呼ばれている豪快なプレーでチームを牽引する。
とにかくバスケに熱くバスケが好きでストイック。
流川楓
花道とは犬猿の仲。
オフェンスがとにかく得意だが、スタミナ不足という弱点も。
バスケ以外の時間は寝ているといっても過言ではないぐらい寝ており、起こされると……
流川親衛隊があるほど女性からの人気が高い。
宮城リョータ(通称:リョーチン)
湘北バスケ部のスピードスター。
小柄な選手ながらジャンプ力があり、多少の身長差はものともしない。
復帰当初は花道と殴る蹴るの騒動もあったが、あることをきっかけに花道は仲がよくなる。
三井寿(通称:ミッチー)
中学時代はMVPを獲得するなど、天才的なスリーポイントシューター。
ケガにより一度挫折し不良になるが、ある出来事がきっかけで更生し、湘北バスケ部に復帰する。
赤木晴子
今作品のヒロインで赤木剛憲の妹。
花道が思いを寄せる一方で、流川にぞっこんという三角関係を展開。
流川の活躍でよく目を奪われ花道が嫉妬するシーンが多々見られる。
兄の引退後は、現マネージャーに誘われバスケ部に入部する。
安西光義(通称:オヤジ)
湘北高校バスケ部監督で、昔は鬼監督として有名だった。
現在は以前の姿とは別人のように穏やかな風貌と物言いで「白髪仏(ホワイトヘアーブッダ)」と親しまれる。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」など、名言が多い。
スラムダンク 名場面3選
湘北メンバーを簡単に紹介したところで、ここからは名場面を紹介します。
初めての練習試合(VS陵南高校)
花道にとって初めての試合である陵南戦です。
初心者であるにもかかわらず試合に出ようとする花道ですが、秘密兵器だとうまくいいくるめられてベンチスタートになります。
相手の監督にカンチョウしてファールをもらってしまったり、「今のは50点ぐらいあるんじゃねーのか?」などの迷場面も登場します。
前半は出番がなかったものの、赤木のケガにより出場の機会が訪れます。
緊張のあまりトラベリングなどの初歩的なミスを連発してしまいます。
しかし、己のポテンシャルを発揮し、赤木との対決でもみせた「フンフンディフェンス」などによって相手チームに強烈なインパクトを与えました。
そして、普段パスを送りあうことがない花道と流川。
山王工業戦でのラストパスが非常に有名な場面ではあるのですが、ここでもパスを送るシーンがあります。
流川のパスにより桜木が庶民シュート(レイアップシュート)を決め逆転するという場面です。
試合は惜しくも敗れてしまいますが、この試合がきっかけで花道はよりバスケに熱中していくことになります。
物語序盤は割とギャグ的な表現も多く、思わずクスっとしてしまいました。
もちろん試合内容もしっかり描いているのでメリハリがあって非常に面白い内容になっています。
決勝リーグ初戦(VS海南大付属高校)
神奈川県大会決勝リーグの初戦は海南大付属高校。
過去16年連続でインターハイ出場を決めている名門校で、まさに王者といった相手。
序盤は湘北の素早いパス回しでスピード感のある攻撃を展開するも、海南もそれに追いつくほどの戻りや攻めを見せ王者にふさわしいプレイを見せつけます。
前半終了間際に赤木が左足首を負傷してしまいます。
赤木不在により不安定になりかけた湘北は、花道・流川の活躍により赤木の穴を埋める。
さらに流川の活躍により前半は同点で折り返すという驚異の得点力を見せつけます。
足首が腫れてしまい立つことさえ困難な赤木だったが、出場をやめるよう説得するマネージャーへ「いいからテーピングだ!!」とテーピングで固定を指示。
痛みをこらえながらも後半戦に復帰することになる。
復帰した赤木が湘北の穴だと攻める海南だったが、赤木は怪我人とは思えないプレイを見せる。
食らいつく湘北だったが海南は、中からは牧、外からは神により得点を重ねていく。
湘北は牧を封じつつ、神も封じ込める作戦があたり残り1分30秒を切ったところで4点差まで迫る。
ここで花道が試合で初めてダンクシュートを決め、ついに2点差へ詰め寄る。
ラスト10秒を切り、オフェンスリバウンドを取った花道はここで相手選手にパスをしてしまいます。
結果、2点差ながら海南に敗れてしまいます。
これは勝てるんじゃないか?と思いながら読んでいましたが、まさかの結末に初めて読んだ時は湘北メンバーのように呆然としてしまいました。
インターハイ2回戦(VS山王工業)
インターハイ1回戦を勝利し、次に戦う相手はインターハイ3連覇を記録している山王工業。
観客のほとんどが山王工業の勝利を疑わずに応援している会場に「ワルモノ」として腹をくくった湘北メンバーが入場。
隙のない相手に先制点を取ったのは花道・宮城のアリウープという奇襲攻撃。
一味違うチームだと動揺を誘うという安西先生の策であったが、山王工業は冷静に対応する。
前半は湘北がリードする形で終了するという予想外の展開で進みます。
しかし、「開始3分で20点差をつける」という山王工業の監督である堂本の宣言のもと、お家芸であるゾーンプレスによって2分半で16点差をつける。
なんとか宮城がゾーンプレスを突破するものの、赤木は山王工業のセンター・河田に歯が立たない、流川のシュートも阻まれる、三井は疲労の限界。
ついに20点差となり、絶望的な状況に陥ります。
誰もが敗北を考える中、まだ諦めていない安西先生は最後の望みをかけます。
桜木は「ヤマオーは俺が倒す」と会場全体に向かって宣言し、湘北メンバーに喝をいれます。
後半残り2分半、場外へ流れたボールを追いかけた花道が来賓席のテーブルに突っ込み背中を負傷する。
痛くないと言い試合を続行するも、あまりの激痛についには倒れてしまいます。
選手生命に関わる可能性もある中、花道は自ら交代を申し出て試合に復帰。
残り1分をきり、三井の3ポイントシュートなどにより1点差まで追い上げる。
そして、花道が初めて流川にパスをだしついに山王工業をついに逆転する。
再び逆転さたラスト10秒、限界を超えながらも走り続ける花道。
流川が攻めるも阻まれてしまうなか、「左手は添えるだけ」と待ち構えてフリーになっている花道にパスを送る。
シュートを決めたと同時に試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
王者・山王工業に勝利した湘北高校は力を使い果たしていたこともあり、続く愛和学院戦ではボロ負けしインターハイを終えることになります。
特に後半開始からの展開はどうなってしまうの?とハラハラしながら読み進めました。
一方的な展開になってしまう中、ここからどう巻き返すの?と一気に読み進めてしまいました。
山王工業に勝った次の試合であっさり負けて終わりというのにもびっくりな展開でした。
スラムダンクの名言 5選
スラムダンクの名場面を紹介しました。
今回紹介した内容以外にももちろん名場面はまだまだあります。
そして、名場面に負けないくらい名言も多いのがスラムダンクです。
名言に励まされたて苦境を乗り越えた人も多いのではないでしょうか?
紹介しきれないほど名言がありますが、特にインパクトが強いと思ったものを5つ紹介します。
あきらめたらそこで試合終了だよ
「最後まで…希望をすてちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ」
もはや説明不要のフレーズ。
スラムダンクをあまり知らない人でも知っている名言です。
中学時代の三井に安西先生が贈った言葉です。
どんな場面でも、この言葉に勇気をもらいます。
苦境に立ち向かう時はこの言葉を念仏のように唱えています。
お前のためにチームがあるんじゃねぇ、チームのためにお前がいるんだ!!
「お前なぁんか勘違いしとりゃせんか?お前のためにチームがあるんじゃねぇ、チームのためにお前がいるんだ!!」
大学で監督をしている時の安西先生が教え子にかけた名言です。
チームスポーツをしている人なら、誰もがドキッとする言葉ではないでしょうか?
今でもこの言葉にはドキッとさせられます。
この時代の安西先生はほんとうに怖かった……
勝負に絶対はない
「勝負に”絶対”はない」
湘北高校との対戦前に山王工業の監督が言った一言。
何事においても絶対に勝つ、絶対に負けるといことはないですよね。
特にスポーツなんかでは格上のチームや選手が相手を見下した結果、負けたということが多々あります。
始まってもいない段階から絶対○○は考えないことは何においても重要なことです。
絶対勝つぞ!と気合を入れるのはOKです!
「負けたことがある」というのが、いつか大きな財産になる
「はいあがろう。負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」
山王工業が湘北高校に敗れた後に監督が言った一言。
人生において負けたことがない人なんかいません。
勝って得ることよりも失敗や負けたことで得られる・学べることが多いですよね。
スラムダンクの名言の中で一番大好きな名言です。
去っていく後ろ姿がこれまたいいんですよ…
やられたらやり返しゃいーんすよ・・・・3倍にしてね
「やられたらやり返しゃいーんすよ・・・・3倍にしてね」
何だか似たようなセリフを最近のドラマで聞いたことありませんか?
僕の中での「やられたらやり返す」のフレーズはこっちの名言です。
沢北が燃えた姿と合わせて見ることですごいカッコイイシーンなので、ぜひ本書で確認してみてください。
漫画もいいけどアニメもいい!
スラムダンクは原作が大人気となり、アニメが制作されました。
アニメガ面白かったから漫画を読んだという人も多いのではないでしょうか?
歴代のオープニング・エンディングも名曲揃いで今聴いても胸が熱くなってしまいます。
アニメは原作を忠実に再現していますが、ラストはインターハイ前のオリジナルストーリーで終わっています。
オリジナルキャラも登場していて漫画にはない良さが多々あります。
僕はその当時知らなかったのですが、2004年12月に開催されたイベントがあったことをあなたはご存知でしょうか?
ファンの間では「幻の続編」「真の最終回」と評判になりました。
その名も「スラムダンク 一億冊感謝記念・ファイナルイベント」です。
作者が学校の黒板に自らチョークで描いて公開したという斬新なイベントだったそうです。
連載終了から8年も経過していたのにもかかわらず多くのファンが訪れました。
たった3日間限定イベントということで、その場に行けなかったファンも多くいたそうです。
そんなファンのために雑誌での企画や記念ブックも発売されました。
まだ読んだことがない、内容が気になる人は「スラムダンク あれから10日後」の本をゲットしてみてください。
まとめ
スラムダンクの名場面・名言を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
過去に読んだ人でも「こんなシーンあったな!」と思い出し、また読み返したくなる作品です。
男性だけでなく女性、そして年齢を問わず幅広い人が夢中になれる魅力が詰まっています。
漫画でよくある人間離れした「必殺技」などがでてこず、リアルな展開だからこそ良い作品なのだと思っています。
もちろん高校生離れしたプレーもありますが、NBAプレイヤーを当てはめたということもあるのでそこはしかたないのかなと思います。
しかし、主人公の成長や仲間との熱いストーリー。
物語を盛り上げてくれる個性豊かなキャラクター達。
共感するシーンも多々描かれています。
作中に出てくる数々の名言は、自分が悩んでいる時などに背中を押してくれます。
今読んでも面白いスラムダンク。
盛り上がる・感動するシーンだけでなく、思わず笑ってしまうユーモアあふれるシーンが絶妙に織り交ぜられています。
気がつけば時間を忘れて読んでしまっていた…という人も多いかと思います。
スラムダンクは電子書籍化されていないので、「まだ読んだことがない」「久しぶりに読みたい」という人はぜひこれを機に全巻セットを大人買いしてみてはいかがでしょうか?
最後までごらんいただきありがとうございました。