この記事の内容
- サイクリング中に手が痺れる原因とは
- 誰でもできる対策方法について
ロードバイクに乗り始めていくと腰やお尻が痛くなるというは、誰しもが経験することです。
腰やお尻の他に、「手が痺れる」という経験はありませんか?
ロードバイクに乗り始めた人が長距離を走ると、手のひらが痺れたり手が痛くなるということがあります。
サイクリングをしていると左右の手を交互に休ませたり、走りながら手の体操などをしている人を見かけることがあります。
今回の記事では、手が痺れたり痛くなる原因と対策方法について解説します。
この記事の結論として、ちょっとした対策を行うことで手が痺れたり痛くなったりすることなくサイクリングを楽しむことができます。
こんな人におすすめ
- ロードバイクに乗り始めたばかりの人
- 手の痺れや痛みに悩んでいる人
- 対処方法が知りたい人
目次
手の痺れや痛みの原因とは
ハンドルを操作する手が痺れたり痛みがでるとハンドル操作に集中できない可能性もあり、事故につながる危険性もあります。
痺れたからといってその度に休憩をしていると、なかなかサイクリングを楽しむということができません。
普通に乗っていれば痺れたりすることはないのですが、なぜ痺れたり痛くなってしまうのでしょうか?
まずは原因について解説していきます。
あなたに当てはまる原因が見つかれば、対策方法も見えてきます。
ハンドルバーを握りしめてしまっている
細いタイヤに速い速度がでるロードバイク。
特に乗り始めたばかりの人は、恐怖心からハンドルバーを必要以上の力でグッと握りしめていませんか?
フラフラしてしまわないようにグッと握りしめたくなる気持ちはわかります。
しかし、ハンドルバーは、力いっぱい握る必要はありません。
軽めに握るということを意識しましょう。
軽めに握るだけでOKですが、凸凹な路面などに備えていつでも握れるようにしておくことも重要です。
ハンドルバーに体重をかけすぎている
ロードバイクに乗り始めたばかりの人は、当然ながら前傾姿勢での走行になれていません。
特に疲れてくると、上半身の体重を腕にかけがちになります。
そうなると、手のひらの神経が圧迫されることになります。
神経が圧迫されることで痛みや痺れという症状が現れます。
腹筋や背筋で上半身を支えて走るというこを意識して走ってみることで、痺れや痛みを緩和させることができます。
ロードバイクのサイズが合っていない
ハンドルバーが広い、ステムが長い、フレームが大きいといったことが原因でハンドルバーやレバーに手が届きにくい状態になっている可能性があります。
ネットショップで購入した場合や人から譲ってもらって専門店でフィッティングをしたことがない人は、一度見てもらう必要があります。
近くにショップがある場合は、一度相談してみましょう。
その際に手にどのような痛みがあるかを相談することで、アドバイスを頂けると思います。
今すぐできる!手の痺れ・痛み対策
手が痺れる、痛くなる原因について解説しました。
あなたに当てはまる原因はありましたか?
手の痺れや痛みは、ちょっとしたことで軽減・解消することができます。
ここからは、今すぐできる対策について解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
クッション付きのグローブを装着する
サイクルグローブを着用せずにサイクリングをすると、手に直接振動が伝わります。
万が一落車してしまった時にはまず手をつくので、グローブを着用していないと手のひらが血だらけになってしまう場合があるので安全面でもよくありません。
という人は、手のひらにあるクッションが厚いタイプを選んでみましょう。
最近では、厚めのクッションのグローブなんかも展開されています。
サイクルグローブを着用することで、手に伝わる振動が軽減されます。
振動吸収性の良いものをまずは着用してみましょう。
乗り方をかえる
という人は、乗り方に問題がある可能性が高いです。
乗り方を変えることで、手の痺れや痛みを解消することができます。
手の痺れや痛みという問題を抱えている人は、手のひらに体重をかけすぎる傾向があります。
僕自身も乗り始めたばかりの頃は、手のひらに体重をかけすぎていて手が痛くなることがありました。
手はハンドルに添えるイメージで、体幹で上半身を支えるということを意識して乗るようになってからは手のひらに体重がかかることがなくなり、痛みが発することがなくなりました。
そうすることでペダルに体重がかかるようになるので、ペダリングも楽になりました。
とはいえ、いきなりは難しかったりどうしても手で体重を支えがちになります。
まずは体幹で支えて手は添えるだけと意識して走るようにしましょう。
体幹も徐々に鍛えられていくはずです。
また、長時間同じハンドル位置で走ると負担がかかります。
ハンドルを持つ位置を変えながら走ることも有効な手段です。
ポジションを変えながら走ることで、腰や首を始めとする全身の負担軽減にもつばがります。
ポジションを見直す
手に体重がかかっている原因は、ポジションが悪い可能性もあります。
ハンドルが高かったり低かったりすると、無理な体勢になるので手に負担がかかりやすくなります。
サドルの高さや前後調整、ハンドルの位置や高さなど、一度ポジションを見直してみましょう。
特にサドル高さが適切でない場合、お尻が痛くなることがあります。
-
参考【対処法あり】サイクリングで生じるお尻の痛みの原因と対策とは
サイクリング時のお尻の痛みの原因と対策について解説
続きを見る
まとめ
手の痺れや痛みについて解説しました。
手が痺れたり痛くなってしまうと、サイクリングを楽しむことができません。
走り方を変えたりちょっとしたアイテムを取り入れることで、痺れや痛みを解消することができます。
あなたに合う対処方法をぜひ取り入れて、快適なサイクリングを楽しんでください。
まとめ
✓ハンドルを握りしめない
✓手は添えるだけ
✓サイクルグローブを着用
✓乗り方を意識してみよう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
快適なサイクリングのきっかけになれば幸いです。