株式投資を始めている人にとっては、「株主優待」というワードはよく耳にするかと思います。
最近ではテレビや雑誌で特集が組まれることもあり、株式投資をしていない人でも株主優待の認知度はあがりつつあります。
株主優待はどうすれば貰えるの?
今回の記事では、株主優待について詳しく解説します。
こんな人におすすめ
- 株主優待に興味がある人
- 株式投資を始めたい、始めたばかりの人
- どうすれば貰えるか気になる人
さっそく解説していきます。
目次
株主優待とは?
株主優待とは、「企業が株主に自社サービスの割引券、商品などを無料でプレゼントすること」です。
株式投資で利益を上げる手段として「値上がり益」「配当金」がありますが、株主優待からもリターンが得ることができるので株主に人気の制度です。
しかし、株主優待を受け取るには必要株数を保有している必要があります。
最低でも数万円~数十万円の資金が必要であるということは覚えておきましょう。
企業が株主優待を導入するメリットは、「自社商品やサービスを提供することで、株主にファンになってもらうこと」です。
株主がファンになってくれることで他の投資家に宣伝してくれたり、株の保有期間が延びることで安定株主が増えるというメリットがあります。
企業によってはクオカードやお米など、自社商品とは関係のない優待を提供する場合があります。
その場合でもデザインがオリジナルのものを採用するなど、工夫されたものが見られます。
でも…どうすれば株主優待を貰えるの?
株主優待をもらうためには?
と、思ったあなた!
ただ単に株を保有しているだけでは、株主優待を受け取ることはできません。
仕組みや用語について解説します。
権利付最終日
権利確定日の2営業前のことです。
この日までに株を購入することで、優待を受けることができます。
※2019年7月16日以前は、権利確定日の3営業日前でしたが、現在は2営業日前に変更となっていますので注意してください。
権利落ち日
権利付最終日の翌日で、この日を過ぎてしまうと株を購入しても株主優待を受け取ることができません。
権利確定日
優待を受け取る権利が確定する日です。
『権利付最終日』までに購入した株主へ権利が与えられます。
株主優待で注意することってあるの?
株主優待で注意してもらいたいポイントを3つ解説します。
株主優待 3つの注意点
投資先として魅力的なのか?
株式投資は、株主優待だけを目当てに投資をするわけではありません。
将来性や社会性のある企業に投資し、成長を応援するものです。
といった理由だけで投資先を決断するのはやめましょう。
しっかりとその企業の事業内容や財務状況を調べるようにしましょう。
権利付最終日に注意!
さきほど解説したように、『株主優待』を受け取るには権利付最終日の取引終了時までに必要株数を保有しておかなければなりません。
権利確定日の2営業日前までに保有しておきましょう。
企業により、権利確定日が3月末であったり12月末だったりするので注意してください。
必要株数や保有年数に注意!
企業によっては、保有株数や保有年数に応じて優待内容が変わる場合があります。
せっかく優待がある株式を購入したとしても、条件を満たしていなければ株主優待を受け取ることができません。
購入する前に「必要株式数」と「必要保有年数」の2つは必ず確認しましょう。
また、株主優待は企業の業績などにより変更や廃止になる場合があるので注意してください。
証券会社で口座を開設
株主優待を受け取るには、企業の株を必要数保有しておく必要があると解説しました。
株式を購入するには証券会社で口座を開設することで、誰でも株の売買が可能となります。
『株の始め方』については別記事で詳しく解説しています。
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まとめ
株主優待について解説しました。
株主優待は企業の商品やサービスの割引券などがもらえるお得な制度です。
企業にとっては、商品やサービスを提供することでファンになってもらうというメリットもあります。
投資家・企業の双方にとってメリットのある制度なので、ぜひこれを機に活用してみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
投資をする際には優待についても調べてみて、楽しみながらやってみましょう!