この記事の内容
- 仏式バルブって何?
- ロードバイクのタイヤの空気の入れ方
- 空気をいれる際の注意点(図解付)
ママチャリと形状が違う…
ママチャリからロードバイクやクロスバイクに乗り換えた時、空気の入れ方がわからずに困った・戸惑ったという人は多いのではないでしょうか?
僕自身、初めてクロスバイクを購入した時にロクな説明がなかったので初めて空気を入れる時は不安になりながら空気を入れていました。
タイヤにしっかりと空気を入れておかないと、パンクの原因にもなります。
走る前は必ずタイヤを触って空気が減っていないか確認しましょう。
指で押し込んだ時に少しでもへこむようであれば、空気が足りていない状態です。
今回の記事では、ロードバイクのタイヤへ空気を入れる方法を実際の写真を元に解説していきます。
とても簡単な作業なので、ぜひマスターしましょう。
こんな人におすすめ
- ロードバイクに乗り始めたばかりの人
- 空気の入れ方に自信がない人
さっそく解説していきます!
バルブってどこにあるの?
バルブとは、タイヤに空気を入れるための部分です。
ホイールを見てもらえるとわかりますが、ママチャリと同じで突起が確認できます。
この部分がバルブです。
ロードバイクは基本的に「仏式バルブ」を採用しています。
仏式バルブは高い空気圧に適応できるので、クロスバイクやロードバイクに採用されています。
空気を入れた後に微調整ができるだけでなく、どのくらい空気が入っているのかを確認することができます。
ママチャリなどに採用されているバルブとは見た目も異なります。
タイヤに空気を入れる方法
ここからはさっそく空気の入れ方を解説します。
まずは空気入れを準備します。
用意する物:空気入れ
ママチャリ用なら持っているという人は多いと思いますが、スポーツバイクに採用されている仏式バルブには対応できません。
上の写真のようにタイヤの空気圧を測る「メーター」がついている物を購入しましょう。
この空気入れがあれば、ママチャリにも空気を入れることができます。
空気を入れる方法
ここから空気入れの方法を紹介します。
まずバルブの位置ですが上側にもってきたほうが作業がしやすいので、写真のようにバルブを上にもってきます。
次にバルブの先端についているキャップを取り外します。
無くさないようにしましょう。
ここまではママチャリと同じ要領です。
ここからはママチャリと違ってきます。
バルブ先端部分を「バルブコア」と言い、この部分を反時計回りに回してネジを緩めます。
この作業忘れてしまうと、空気を入れることができません。注意してください!
ここを緩めることで、空気の通り道ができて空気を入れることができます。
これ以上緩められないというところまで緩めてもネジが外れることがないので、最大まで緩めてください。
次にバルブコアを押し込んで、少し空気を抜きましょう。
空気を入れる前にバルブコアから空気を少し抜いてあげることで、空気がスムーズに入るようになります。
必ずワンプッシュを忘れないようにしましょう。
これで空気を入れる準備が整いました。
次は専用のポンプをバルブに装着していきます。
ポンプの口金をバルブに押し込みます。
ここで注意してもらいたいのが、バルブに対してまっすぐ装着することです。
バルブの先は非常に曲がりやすいのでご注意ください。
斜めに入れたり無理矢理装着しようとすると、バルブが折れてしまう可能性があるので注意してください。
しっかりと奥まで押し込んだら、ポンプのレバーを立ててロックします。
ロックできたらポンプで空気を入れていきます。
タイヤの側面に「適正空気圧」または「最大空気圧」と呼ばれる数字が記載されています。適正空気圧の場合はその通りの空気圧に合わせます。
最大空気圧のみが書かれている場合は、その90%を目安に空気を入れていきます。
僕のロードバイクのタイヤは6bar設定なので、そこに合わせて空気をいれていきます。
〇barで空気圧を確認する場合は、内側の数字に合わせてください。
空気を入れ終えたらポンプのレバーを元の位置に戻します。
その後に口金を取り外しますが、取り付け時同様にバルブ先端を曲げてしまわないように真直ぐ引き抜いてください。
最後に緩めたネジを閉めこんで、バルブキャップを取り付けたら空気入れ作業は完了です!
前輪・後輪合わせて5分もあれば空気入れ作業は完了します。
注意点:走らなくても空気は抜けます!
仏式バルブの特徴として、走っていなくても徐々に空気は抜けていきます。
走る前は必ずタイヤの空気が減っていないかを必ず確認してください。
空気が減っていると走行の快適性が悪くなるだけでなく、パンクの原因にもなります。
通勤・通学でスポーツバイクに乗っている人は最低でも1週間に1回は空気を入れるようにしましょう!
まとめ
スポーツバイクのタイヤへの空気の入れ方について解説しました。
正しい空気の入れ方をマスターすることで、いつでも快適に走ることができます。
通勤・通学時にパンクして遅刻してしまった…なんてリスクを下げるためにも、常にタイヤの空気圧には気をつけて快適な自転車生活を送ってください。
バルブを曲げてしまわないように真直ぐ脱着するということを意識していれば何も難しい作業ではないのでぜひマスターしておきましょう。
まとめ
・仏式バルブ対応の空気入れを準備
・バルブコアを緩めて空気を抜く!(一番大事です)
・バルブを曲げないように脱着は真直ぐ!
・適正空気圧はタイヤに記載
最後までご覧いただきありがとうございました。