この記事の内容
- サイクルウェアを着用するメリットとは
- サイクルウェアの種類
- それぞれの効果を紹介
この記事では、そんな疑問にお答えしていきます。
ロードバイクに馴染みがない人にとって、サイクルウェアはなぜピッチピチで派手なデザインが多いのか疑問に思うのではないでしょうか?
もちろんこれには理由があります!
サイクルウェアとは名前の通り、自転車を快適に楽しむためのサイクリング専用ウェアです。
僕自身、ロードバイクに乗り始めるまでは
と、思っていました。
プロのロードレーサーならともかく、我々一般人には必要ないんじゃないの?と思っていました。
ロードバイクに乗ってみて、サイクルウェアと普通のスポーツ用のシャツを着比べてみたところ
サイクルウェアめっちゃ重要やん!!
という結論に至りました。
一般的なシティサイクル(ママチャリなど)であれば、たしかに必要ないかもしれません。
しかし、ロードバイクともなると構造や用途、スピード域が大きく異なるので本当に必要です。
まずは、サイクルウェアを着用する3つのメリットについて解説していきます!
こんな人におすすめ
- ロードバイクに興味がある人
- ロードバイクを始めたばかりの人
- サイクルウェアのメリットが知りたい人
さっそく解説していきます!
目次
サイクルウェア 3つのメリット
サイクルウェアを着用することで得られるメリットは、大きく分けて3つあります。
3つのメリット
✔安全性
✔快適性
✔身体への負担軽減
それぞれ詳しく見ていきましょう!
メリット① 安全性
サイクルウェアが派手なのは、視認性を向上させるためです。
車を運転していて自転車に気づかず、ヒヤッとしたことありませんか?
ロードバイクは基本的に車道を走ることになるので、車の至近距離を車よりも遅い速度で走ることになります。
ロードバイクを乗る側からすると、車に気づいてもらうことが重要になってきます。
そのため、派手なデザインのウェアを着用することで認識されやすくなり、車道を安全に走ることができます。
もちろん、派手ではないデザインや私服に近いデザインのウェアというのも多く展開されています。
派手な服じゃないとダメ!ということではないので、いきなり派手な服はちょっと恥ずかしいという人はシンプルなウェアをまずは着用してみましょう。
メリット② 快適性
サイクルウェアがなぜピッチピチなのかと言うと、空気抵抗を軽減するためです。
ママチャリ等に乗った時に徒歩に比べて向かい風の影響を強く受けたことがあると思います。
速度域が40km/hを超えることもあるロードバイクともなると、さらに風の影響を受けることになります。
空気抵抗はそのままペダルの重さとなって返ってきます。
空気抵抗が強ければ強いほどペダルが重くなるので、楽しいはずのサイクリングが苦行へと様変わりしてしまいます。
さらに、交通量が多い場所を走る場合は、車や障害物に服をひっかけるという危険性もあります。
ひっかけてしまうと転倒や事故の原因になってしまうので、できるだけ体にフィットしたウェアを着用することで安全で快適まサイクリングを楽しむことができます。
ロードバイクは上体を前傾にして乗ります。
普通の服でロードバイクに乗ると、前傾姿勢になった時に前は余ってしまい後ろは背中が見えてしまいます。
サイクルウェアは前を短め、後ろは長めになるように設計されています。
また、ほとんどのサイクルウェア背面にはポケットがついています。
財布やカギ、補給食などを入れることができるので、手ぶらでサイクリングができる有難い設計にもなっています。
と、思った人多いと思います。
騙されたと思って、一度着用して走ってみてください。
本当に快適なんです!
サイクルウェア無しではサイクリングできません!!
メリット③ 身体への負担
ロードバイクにはサスペンション等の衝撃吸収するような機構がありません。
細いタイヤを使用するので、空気圧も高く固い乗り味が特徴でもあります。
乗り味を固くすることで、ペダリングの力をロスすることなく速く走ることができます。
しかし、固いがゆえに路面からの衝撃を吸収できないので、体で受け止めることになります。
自転車と体の接触部分は、手・足・臀部の3箇所です。
この中で一番負担のかかる臀部については、ある程度乗り慣れるまではかなりの痛みがでることがあります。
人によっては、途中から走るのが苦痛に感じてしまうかもしれません。
数日間は座ったりするだけで痛みが走る場合もあるので、初心者には厳しい問題になります。
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この痛みを軽減させるために、サイクルパンツには専用のパッドが付いています。
シンプルな作りですが、効果は絶大です。
一度使うとサイクルパンツなしではサイクリングができないほど重要なアイテムです。
ハンドルを握る手についても、長時間の振動によってしぶれや痛みがでてくる場合があります。
専用のグローブを着用することで振動を緩和することができます。
冗談抜きで一度使ってみてください。
サイクルパンツなしではサイクリングができないと思ってもらえるはずです。
以上の理由から安全性や快適性を考えると、サイクルウェアの着用がオススメです!
サイクルウェアの種類
サイクルウェア3つのメリットについて解説しました。
ここからは、基本的なサイクルウェアを簡単に紹介します。
基本的なサイクルウェアを下の画像にまとめました。
特に知っておいてもらいたい3つを紹介します。
サイクルキャップ
サイクルキャップは、汗止めや日よけ効果があります。
特に夏場のサイクリングでは大量に汗をかきます。
サイクルキャップを被っていないと、汗が大量に流れてきて目に入ったりして走行の妨げになってしまいます。
サイクルキャップを被っていることで、汗が流れてくるのを防ぐことができます。
サイクルジャージ
サイクルジャージは吸収速乾素材を使用し、汗をかいても快適で空気抵抗を減らすために体にフィットするように作られています。
また、背面にはポケットがついていることが多いので、ちょっとした荷物を収納することができます。
バッグを背負わなくていいので、より快適に走ることができます。
インナーを着用することで、より吸収速乾効果を得ることができます。
サイクルパンツ
サイクルパンツにはパッドが内蔵されています。
UVカットタイプ(夏用)や裏起毛(冬用)の素材で作られています。
サイクルパンツ最大のメリットは、地面からの衝撃を軽減してくれることです。
サイクルパンツを履いたから絶対に痛くならないというわけではありません。
しかし、着用するかしないかでは大きな差が生まれます。
パッド付きのインナーも販売されているので、通勤時などはそういったインナーを履いてからズボンを履くということもできます。
どれから買うか悩んだ場合は、サイクルパンツから買ってみてください。
まとめ
サイクルウェアを着用するメリットについて解説しました。
サイクルウェアを着用しなくてもロードバイクで走ることは可能です。
より安全に快適に走るためには、やはりサイクルウェアを着用したいところです。
最初はピチッとした格好で走るのは恥ずかしいと感じてしまうかもしれません。
でも、一度体験するとその走りやすさから、サイクルウェアが手放せなくなります。
騙されたと思って一度着用してみてください。
そして余談ですが、ヘルメットは必ず着用しましょう。
ロードバイクを趣味としている人は着用していますが、そこまでハマっていない人は未着用の人が多い印象です。
着用は義務ではありませんが、スピードが出ている状態で転倒してしまった時にヘルメットがあるかないかでは大きな違いが生まれます。
あなた自身を守るためにも、ヘルメットは必ず着用してください。
まとめ
✔サイクルウェアが派手でピッチピチなのには理由がある!
✔車に気づいてもらったり、接触を回避
✔空気抵抗軽減
✔体への負担を軽減してくれる
✔ヘルメットは必ず着用しよう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
サイクルウェアは、サイクリングをより快適かつ安全をサポートするアイテムです。
始めは違和感があるかもしれません。
しかし、無くてはならないアイテムなので、まずはシンプルなウェアからでもいいので一度着用してみてください。
ウェア等はネットショップでも購入が可能なので、ぜひチェックしてみてください!