皆様こんにちは!情報どっとためcomです。
前回の記事では、株価の変動・指標・買い方について解説しました。
今回は、分析・チャートの見方・損切りについて解説します。
銘柄選びに必要な分析
株取引を行うにはまず初めにいい銘柄を見つける必要がありますが、上場している株の銘柄は日本株だけでも約4000もあります。
前回解説した指標だけでなくチャートやロウソク足、世の中の景気等もチェックしたいところです。
相場の分析には、「テクニカル分析」「ファンダメンタルズ分析という2つの分析手法があります。
テクニカル分析
テクニカル分析とは過去の値動きをチャート表で表し、トレンドやパターン等を把握することで今後の株価を予想します。過去にも似たようなパターンがあれば、将来も同じようなパターンになる可能性が高いと予測します。
メリット
- チャートだけに注力すればOK
- 相場の動きを取引ツール上で視覚的に把握することができる
- 経済に関する知識が少なくても特に問題はない
- 自分の分析力次第で予測精度を上げることができる
デメリット
- 過去のパターンと必ずしも合致しない
- 突発的な大きな出来事に対しては対応ができない
- 売買シグナルは実際の動きから少し遅れる
ファンダメンタルズ分析
相場の方向性を掴むために景気動向や金融・財政政策などの変化が市場全体にどのような影響をおよぼすのかを分析するのがファンダメンタルズ分析です。
個別銘柄を選定するためにニュースや決算書類等を読んで分析し、現在の株価が高いか安いかを判断します。
PER,PBR等の指標をネット上で簡単に確認できますが、さまざまな情報や専門的な知識が必要となるため労力がかかるというデメリットもあります。
双方にメリット・デメリットがあるため、自身のスタイルうぃ確立させるためにも双方を駆使することが重要となります。その中でこれを使えば利益が上がりやすいという指標をまずは1つ2つ見つけ、それを軸に売買の判断として使い続けることをおすすめします。
チャート・ロウソク足について
チャートの四角とヒゲみたいのって何?
どういう意味があるの?
ロウソク足には主に3パターンあります。
- 日足:1つのロウソク足が1日を表す
- 週足:1つのロウソク足が1週間を表す
- 月足:1つのロウソク足が1か月を表す
チャートには株価の動きを折れ線グラフにしたものと株価の動きを1つの記号で表し、これをつなげたローソク足と呼ばれているものがあります
ローソク足の記号は「株価が上がった下がった」の他に、「始値」「高値」「安値」「終値」の4つの価格が示されています。
始値より終値が高くなった時はローソクの柱部分を白(もしくは赤)で示し、これを陽線といいます。
始値より終値が安くなった時はローソクの柱部分を青(もしくは黒)塗りで示し、これを陰線といいます。
ロウソク足で様々な情報を得ることができるので、見方を覚えておいたほうが良いでしょう。
この他にも様々な種類があるので、参考程度に勉強しておいてもいいと思います。
損切りについて
損切について解説します。
人間心理として、損を出したくないという気持ちは誰しもが持っています。そのため株価が下がり続けているにも関わらず持ち続けてしまう人が多いです。
株式投資では大きな損失を出さないことが非常に重要なので、株を買う時に「株価が〇〇円に下がったら売る」という金額を決めておくことをオススメします。
株価が下がった場合に買い増しする方法をナンピンといいますが、損失がさらに拡大する可能性があるため、あまりおすすめできません。
投資先がどうしても決めきれない場合
最後に投資先がどうしても決めきれない方へ超シンプルな銘柄選びを紹介します。私の一意見ですが、迷ったさいに参考にしてみてください。
シンプルな銘柄選びの方法とは自身の身近な業界や趣味から銘柄を探すことです。私の場合であればボウリングが趣味なのでラウンドワンの株価・業績等を調べて買うといった感じです。
もしくは自分の会社や業界の関連銘柄を投資先にすることです。
自社株を買うのはインサイダー取引にならないの?
インサイダー取引とは、株価に影響するような情報を投資家に公開する前に知っていて株の売買をした場合に該当します。そのような情報がない場合やもし情報があっても公開後に売買すれば、インサイダー取引には該当しません。
まとめ
ここまで分析、チャート・ロウソク足、損切りについて解説しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
株に興味のある方、これから始めてみたい方に少しでも参考になれば幸いです。