皆様こんにちは!
情報どっとためcomです。
今回は株価についてや基本的な用語など少し踏み込んだ内容を解説します。
株価の変動について
株価って毎日変動しているけど、どういう仕組みで決まっているの?
株の値段は毎日変動しています。1日の中でも上がったり下がったりしています。なぜ株価は上がったり下がったりするのでしょうか?
株価は、売りたい人と買いたい人の価格が釣り合った時に売買されます。
これはとても大事なことなので絶対に覚えておいて下さい。
売りたい人、買いたい人は「板」と呼ばれる表に情報が表示されます。
上の表の状況であれば7700円で1000株売りたい、7650円で1500株買いたいという注文が入っている状態です。
買いたい人が売りたい人より多いと株価は上がり、逆の場合だと株価は下がります。
これは株を始めるうえで特に重要なポイントとなります。
業績がいいから株価は上がる、業績が悪いから下がるというイメージを持ちがちですが、必ずしもそうとは限らないのです。
株の指標について
日本には多くの企業が上場していますが、株を購入する際にその株が「高いのか?安いのか?」を判断する基準がわからないと割高な株を買ってしまったり、悩んで株を買えないなんてことも起こりえます。
株の指標を4つ紹介・解説しますので覚えるようにしましょう。
①1株あたりの利益(EPS)
会社は利益を出すために運営されていますが、どのくらい利益をだしているかは重要な指標になります。
EPSは、会社の利益/発行株数で表されます。
1株あたりいくらの利益を出しているか?という指標となります。
②株価収益率(PER)
株価収益率と聞くと難しく感じますが、
PERは、株価/1株当たりの利益(EPS)で表すことができます。
PERが低いほど、会社が生み出す利益に対して株価が割安ということになります。
③株価純資産倍率(PBR)
会社が持っている財産(純資産)から株価を判断する指標がPBRです。
株価/1株当たりの純資産で表すことができ、会社が仮に解散した際の株主の取り分を示します。
④1株あたりの配当と利回り
会社が出した利益を株主に配る制度を配当といいます。
配当利回りは1株当たりの配当/株価で表すことができます。
例として、株価が1000円で1株あたりの配当が20円とすると配当利回りは2%となります。
1~3%の配当が一般的であり銀行の金利と比較すると高く感じますが、株価は下落するリスクもあるため銀行の金利との比較はしないようにしてください。
自分のスタンスを決める
ここまで株価についてや株の指標について解説をしてきましたが、自身の投資スタンスを決めることも非常に重要です。
10万円を1年後に11~15万円にする場合と10万円を1年後に50万円にする場合では、購入する株や投資スタンスが異なってきます。
まずは、株を始めるにあたりどういうスタンスで臨むのかをきめましょう。
当然ですが大きなリターンを得ようとした場合、損失のリスクも高くなるので注意してください。
株の買い方について
株の買い方は、主に3パターンあります。
1点買い
10万円の株を一気に100万円分購入するイメージです。株価が購入後に上がると利益が大きくでますが、逆に下がってしまうリスクもあるため購入タイミングが非常に重要となります。慣れていないうちはおすすめはできません。
数回に分けて買う
10万円の株を100万円分購入したい場合に、ある一定の期間内で数回に分けて購入するイメージです。数回にわけることで、株価の変動があっても平均的な価格で購入することができます。
ドルコスト平均法
ドルコスト平均法とは、毎月同じ金額の株を買い続ける方法です。毎月5000円ずつ株を買うイメージです。仮に株価が下がった場合に、多くの株を購入できるので平均単価を下げることができます。
株の始め方まとめ
ここまで株の変動、株の指標、買い方につて解説しました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回の記事ではチャートの見かたとローソク足、分析等について解説します。