会社の飲み会って面倒ですよね。行きたくないと思っていても行かないといけない雰囲気もあるし、時間やお金も無くなるし正直な話楽しくありません。
無駄だと感じながらも参加しているという人多いのではないでしょうか?
幹事に指名されようものなら、お店の選定から人数把握からお金の管理など負担が増加します。2次会なんてあれば更に負担が増します。
私自身、幹事を数回任されたことがあります。お店を決めてもブツブツ言われたり、飲み会直前に人数追加やキャンセルなんて日常的でした。
今回の記事では、会社の飲み会に行かないほうが良い理由と断り方について詳しく解説します。
私自身の体験も踏まえて解説します。会社での飲み会が嫌で嫌で仕方ないという人の参考になればと思います。
※会社の飲み会大好き!な人にはメリットのない記事となっています。
こんな方におすすめ
- 会社の飲み会にうんざりしている人
- 飲み会に行かないほうが良い理由が知りたい人
- 飲み会の断り方が気になる、知りたい人
さっそく解説していきます!
目次
飲み会に行かないほうが良い4つの理由
私の中では「会社の飲み会=騒ぐのが好き・大衆と群れるのが好き・悪口が好き」な人が多い印象です。特に悪口や愚痴がそこら中で飛び交っているイメージがあります。
そんな雰囲気が苦手な人にとってはただただ苦痛で時間・お金の無駄に思えてしまいます。
私は仲の良い友達との飲み会や女性との飲み会、趣味・競技として取り組んでいるボウリングをしている人との飲み会は大好きです。誘われたら基本的に断らず参加していますが、会社の飲み会は何も得られるものがなく生産性もないので行かないようにしています。
まずは、会社の飲み会に行かないほうが良い理由について私自身の体験も踏まえて解説します。
時間の無駄
まず最初の理由は「時間の無駄」です。
私の会社では基本的に土曜日に開催されることが多いです。人によっては仕事終わりなどに行われることもあるかと思います。
毎回誘いに乗っていると自分の時間を大きく失うことになってしまいます。
飲み会の集合時間が18時だとすると飲み会の場所にもよりますが、30分前に家を出ることになるかと思います。飲み会が2-3時間で終わればいいですが、2次会などに参加してしまうと最悪終電を逃す可能性もあります。
上司に
なんて言われてしまっては帰りにくくなってしまいます。
2次会が無くても行き帰り時間を入れると1回あたり3-4時間を飲み会に捧げることになってしまいます。
新年会・送別会・歓迎会・忘年会などなど、なにかと理由をつけて行われます。1回あたり4時間拘束されるのが月1回あるだけで、年間約50時間を参加したくもない飲み会のために使っていることになります。
50時間もあれば自分自身のやりたいと思っていることに打ち込む時間にあてることができます。
飲み会を楽しめているのであれば良いのですが、苦痛と感じている人にとっては貴重な時間を意味もなく損失しています。
お金の無駄
2つ目の理由は、「お金の無駄」です。
毎月飲み会がある場合などは痛い出費です。まだ給料の低い若手社員やお小遣い制の人なんかは死活問題にもなりますよね。
お店にもよりますが、飲み放題付きのプランになると4000円前後の予算が必要となってきます。
私の会社では女性陣の参加費を参加した社員で割るという暗黙のルールが存在します。参加する女性が少なければまだいいですが、参加者が多いとあら不思議。4000円の飲み放題プランなのに1万円以上の参加費を支払う羽目になります。2次会に行こうものならいくら必要になるかわからないのです…
私は会社の飲み会ではお酒を飲まないので、さらに痛い出費に感じます。
そんな飲み会が多い時で年間5回とか開催されているわけです。5万円もあれば趣味に使ったり自分の欲しい物が買えますよね。結婚している人であれば奥さんや旦那さん、お子さんとご飯を食べに行ったりショッピングを楽しむことができます。
お金に余裕がある、お酒が大好き!な人は苦にならないかもしれません。お酒が飲めない人なんかはただの浪費でしかありません。
精神的に疲れる
3つ目の理由は、「精神的に疲れる」です。
飲み会の話を持ち掛けてくるのは大体が上司からです。
そう思って、行きたくはないけど行ってしまうという人も多いのではないかと思います。
苦手な上司や面倒な上司だと誘われた時点ですでに気をつかってしまいます。
飲み会でも「たいして面白くもない話で笑う」「愚痴を聞いて共感する」「お酒が飲めないのに飲まされる」「帰りたいのに2次会に連行される」など、とにかく気をつかう場面が続きます。そんなことが定期的にあると考えてしまうと精神的に疲れてしまいます。
私が会社の飲み会に参加していた時は、「上司の面白くもなく内容もよくわからない武勇伝」「参加していない人の悪口」「他部署の人の悪口」が8割以上を占めているので聞いていてウンザリすることが多かったです。
また、お酒を注ぎにいったり酒や料理を注文したりと面倒なことも多いのです。
コミュニケーションを取るのが得意だ!という人は上手く立ち回ることができるかもしれません。しかし、そうでない人にとっては辛い時間となってしまいます。
体に悪影響
最後の理由は「体に悪影響」です。
お酒は適量飲む分にはいいのかもしれませんが、飲み会となると上司から
と言われ、仕方なく飲むということにもなります。普段あまり飲まない人は酔いすぎてダウンしてしまう、最悪嘔吐してしまうということもありえます。
飲めない人は勧められても断るようにしましょう。
会社の飲み会を断る方法とは
ここからは飲み会の断り方について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
体調不良を訴える
急に飲みに誘われた時に使える有効な手段です。
体調不良であれば、相手側も無理に誘うこともしくくなるので比較的断りやすいのではないでしょうか?
・頭痛がひどくて参加できない。
・睡眠不足なので、今日は早く休みたい
など、理由はつけやすいのですが断ったその1日は体調不良を装うようにしましょう。
体調不良を訴えているにもかかわらず元気な様子を振舞ってしまうと、嘘をついていることがバレてしまうので注意しましょう。多用も厳禁です。
先約があることを伝える
既に予定が入っていることを伝えて嫌な飲み会を回避しましょう。
・家族と一緒にご飯を食べる約束をしている
・友人(もしくは恋人など)と出かける予定がある
など、具体的に理由を説明するのもいいですが「先約がある」とだけ伝えても十分な理由になります。
私はこれを多用して飲み会を回避しています。
嫁さんと食事に行く、趣味のボウリングのチーム戦があって抜けられないなど事前に決めています。
というのも、「先約ってなに?」聞いてくる人がたまにいるからです。この手法を使うのであれば、事前に何か決めておきましょう!
金欠だと伝える
個人的にはあまりオススメしない方法ではありますが、金欠を理由に飲み会を断るという方法もあります。
言い訳としては比較的に使いやすいのですが、「こいつは金遣いが荒いのか…?」「お金ないのか…」と悪い印象を持たれてしまう可能性があります。
また、上司に
なんて言われてしまっては断れなくなってしまいます。ご注意ください…
家庭の事情を理由にする
「子供の面倒を見なければならない」「親の介護がある」など、家庭の事情で断りましょう。
他の断り方にも共通して言えることですが、嘘をついて断る場合は辻褄が合うように注意しましょう。
私の場合は飲み会の時間帯は家から出ないもしくは出会うことがない場所へ行くなど対策をしています。
シンプルに断る
最後の方法として、シンプルに「その日は参加できない」と伝える方法があります。
嘘がバレるというリスクを回避するために、シンプルに断る方が良い場合もあります。万が一行けない理由を聞かれた場合、返答できるように保険はかけておきましょう!
やってはいけない断り方
ここまで、行かない方が良い理由と断り方について解説しました。
飲み会を断るというのは悪いことではありません。しかし、断り方次第では相手に不快感や悪い印象を与えてしまいます。
NGな断り方と注意点について解説します。
やってはいけない断り方
- はっきりと答えない
- バレる嘘をつく
- 理由を伝えない
- ドタキャンする
はっきりと答えない
飲み会への参加不参加を曖昧にしていると、幹事の人に迷惑をかけることになります。
・人数が確定しないので、店に何度も連絡する必要がある
・出欠確認を何度もしなければならない
あなたが幹事となった場合、上記のような場面は嫌ですよね?
最終的に欠席だった場合、幹事からの印象も悪くなるので早めに返事をするようにしましょう!
バレる嘘をつく
理由を付けて飲み会を断った場合、辻褄が合わない行動は控えましょう。
・体調不良という理由で断ったにも関わらず、別の飲み会に参加していた。
・子供の面倒を見ると言っていたにも関わらず、1人で出歩いていた。
など、誘った側にバレる可能性のある行動は控えましょう。
理由を伝えない
飲み会に参加できない理由を「行けません」「無理です」などと断り続けていると
と相手に思われてしまいます。
私のように飲み会に参加したくない人と思われても良い人は問題ありませんが、そうでない人は参加しない理由を用意しておきましょう。
ドタキャンする
飲み会のドタキャンは急用などであれば仕方ないかもしれませんが、基本的にはやめましょう。
・ドタキャンにより参加費だけを払うことになる
・幹事の人に悪い印象を持たれてしまう。
ドタキャンはする側・される側双方にメリットはありません。不参加の場合は、前もって伝えるようにしましょう。
飲み会に行かなくなって得したこと
私は基本的には会社の飲み会に参加しません。参加した飲み会は、今から5年前に早期退職される人の送別会と2年前の忘年会です。
送別会はほぼ強制参加、忘年会は気まぐれで参加しましたが改めて行く必要はないなと感じました。
私が得と感じたことを紹介します。
自分の時間を作れる
私は飲み会に参加しないことで、1回あたり4時間前後の自由な時間を得ています。年間で少なくても5回は飲み会があったので、20時間以上の時間を確保できています。
20時間もあればいろいろできますよね?趣味に打ち込んだり、情報をインプットする時間にあてたり嫁さんとご飯に行くなど有意義に過ごすことができています。
今であればブログの時間にあてたりともっと有意義に使うことができると思います。
時間・お金にゆとりができる
飲み会に参加しないことで当然ですが、時間・お金に自由が生まれます。
そんな時間・お金を使って、嫁さんとご飯を食べに行ったり自己投資にあてたりと良いことづくしです。疲れているなら体を休めることもできます。
今であれば4時間もあればブログを書いたり情報をインプット・アウトプットする時間にあてることもできますし、家事を手伝ったりなど有意義な時間を確保することができます。
精神的に楽
飲み会の日が近づいてくると
など、精神的にまいってしまうことがありますが、こういったことを全て気にする必要がなくなります。
嫌なことに参加しないで良いので、精神的に疲れるということがなくなります。
行かなくても仕事に影響なし
と、考えたりしていませんか?私も飲み会を断り始めたころはそういったことを心配していました。
私の場合は、そういったことは全くありませんでした。飲み会を断り始めた当初は毎回小言を言われたりもしましたが、社員の数が少ないこととそこそこ重要な部分を任せられていることもあってか仕事がやりにくくなったということはありませんでした。
仕事場によってはハブられたなんてこともあるかもしれません。が、私自身としては普段からしっかりと仕事をしていればそういったことにはならないのかな?と考えています。今では飲み会に来ない人という地位を築けているので、何も言われなくなりました。
まとめ
会社の飲み会に参加しなくても良い理由について解説しました。
私自身は、会社の飲み会は参加する意義がないと思っています。
中には「飲み会も仕事の内だ!」「お酒があるからこそできる話もある」など言ってくる人もいますが、個人的にはおかしな話だと思っています。
お酒の力を借りないと話ができないのであれば普段仕事中どうするの?って思いますし、酔った状態の話に説得力を感じません。
最初は断るのに勇気が必要かもしれませんが、どうしても嫌なのであれば断りましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
会社の飲み会に悩んでいる人の参考になれば幸いです。