ちょっと待った!リボ払いは超危険でやってはいけない支払い方法です。情弱な人からお金を巻き上げる仕組みになっています。
クレジットカード会社はこのリボ払いを強く勧めてきます。しかし、ネットでリボ払いと検索すると「怖い」「恐怖」「闇」といったネガティブなワードが溢れかえっています。
そういったところから、リボ払いについて気になったので仕組みなどを色々調べてみました。
今回の記事では、リボ払いについて詳しく解説します。
まず結論として、リボ払いは利用者が損をするだけの支払い方法なので絶対にやってがいけない支払い方法です。
クレジットカード会社は莫大な利益を得ることができるので強く勧めてきますが、仕組みなどを知らずにその手法にハマってしまうとかなり危険なので要注意です。
この記事でリボ払いの仕組み、危険性を伝えられればと思います。
こんな方におすすめ
- 初めてクレジットカードを持つ人
- リボ払いってなに?という人
- リボ払いを検討している人
さっそく解説していきます。
目次
リボ払いの仕組み
リボ払いとはクレジットカードの利用額や利用件数にかかわらず、あらかじめ設定した一定の金額を毎月返済していくという返済方法です。
分割払いの場合は購入した商品毎に分割して支払いを行います。それに対してリボ払いは、残金に対して一定の金額を支払う方法です。
リボ払いの支払い方式
リボ払いの支払い方法は
①定額方式
②残高スライド方式
の2種類があります。
定額方式は、常に一定の金額を支払う方式です。
残高スライド方式は、残高が多いと返済額が多くなり残高が少なくなると返済額も少なくなるという仕組みとなっています。残高スライド方式がよく利用されています。
リボ払い メリット・デメリット
リボ払い メリット
リボ払いのメリットは、毎月一定の金額を返済する仕組みなので支出の計画がしやすいことがあげられます。
分割払いの場合、各商品の返済額を把握する必要があるので管理が必要です。うっかりしていると支払う金額が大きくなってしまったという事態になります。
分割払いでよく商品を購入するという人にとっては管理が楽になるということはメリットであるかもしれません。
リボ払い デメリット
デメリットとしては、定額でしか返済できないということです。
定額でしか返済できないので、残金がなかなか減らないということになります。
この「残金」が減らないということは、その分だけ利息(手数料)を支払い続けることになります。
そのため、返済額が莫大な金額となります。
また、支払いが残っている状態で買い物を続けると借金が更に増えてしまいます。
これは非常に恐ろしいことで、気がついた時には借金が100万円を超えていたなんてケースもあるようです。
リボ払い 実際の返済例
リボ払いした時に実際どうなるのか?をシミュレーションツールで調べることができます。
実際の支払い例を見たほうがリボ払いの恐ろしさがわかると思うので、楽天カードでリボ払いした場合を紹介します。
リボ払いで30万円返済した場合
リボ払いで30万円を月5000円ずつ返済した場合、下の表のようになります。
30万円をなんと5年間かけて返済することになります。
月々の返済額が8500円前後で5000円返済で利息が3500円前後となっています。
利息をあわせると返済額はなんと414360円!!
114360円もの金額を利息として取られていることになります。
利息が15%なのでかなりの利息を支払うことになります。
今回は30万円を例に紹介しましたが、金額が増えればそれだけ支払う期間や利息が恐ろしい負担となってあなたにのしかかってくるのです。
なぜリボ払いを勧めてくるのか?
その理由は単純明快で、クレジットカード会社が儲かるからです。
たくさん借金を抱えてもらい15%の利息を払い続けてもらうことで、安定して儲けをだすことができます。
クレジットカード会社はポイント付与などの様々なキャンペーンで我々にリボ払いを勧めてきます。
「月々の支払いが一定で安心!」と一見良いようにアピールしていますが、それは借金という形で先送りにしているにすぎません。その先送りにした借金には年間15%という金利がかかることをすごく小さな文字で表記して見えにくくしています。
クレジットカード会社はリボ払いをあの手この手で勧めてくるのでカードを作る際は注意しましょう!
最初からリボ払いになっているケースも!
さらに注意していただきたいのが、クレジットカード契約時にリボ払いになっているというケースがあります。
意図せずにリボ払いになっていてどんどん借金が膨れ上がってしまったというケースも発生しているようです。
カード上限額までいってしまい、そこで莫大な借金になっていることに気づくことになります。
防止策としては、毎月の明細書を必ず確認しましょう!一括で返済されていることも必ず確認しましょう。
リボ払い設定になっていると、「一括払い」で使っていてもリボ払いになってしまうので注意が必要です。
そういったことにならないためにも、明細は必ず確認しましょう!
まとめ
リボ払いについて解説しました。
リボ払いはクレジットカード会社が儲かる仕組みになっているので、お金に詳しい人はまず利用しません。
あの手この手で利用者をリボ払いに誘い込もうとしてきますが、その手にのらずに普通の支払いにしましょう。
私は過去に一度だけ分割払いを利用したことがありますが、利息を支払うことの馬鹿らしさを改めて痛感しました。そこからは一括払いのみ利用しています。
家や車は別として、一括で買えないものは買わない!と決めています。今後もリボ払いを利用することはなさそうです。
また、知らない間にリボ払いになっていたということもあるので、毎月明細を確認するという習慣をつけましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
リボ払いの怖い点が伝わっていれば幸いです。